南島原市議会 > 2017-03-21 >
03月21日-06号

  • "施設利活用事業"(/)
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  1. 南島原市議会 2017-03-21
    03月21日-06号


    取得元: 南島原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-25
    平成29年  3月 定例会(第1回)第6日 3月21日(火曜日)出席議員(21名)       1番  田中次廣君    12番  中村久幸君       2番  金子憲太郎君   13番  下田利春君       3番  小林知誠君    14番  川田典秀君       4番  柴田恭成君    15番  隈部政博君       5番  高木和惠君    16番  吉岡 巖君       6番  吉田幸一郎君   17番  山本芳文君       7番  隈部和久君    18番  草柳寛衛君       8番  林田久富君    19番  桑原幸治君       9番  小嶋光明君    20番  松永忠次君       10番  黒岩英雄君    21番  中村一三君       11番  井上末喜君欠席議員(0名)説明のため出席した者の職氏名 市長        松本政博君    副市長       山口周一君 教育長       永田良二君    総務部長      宮崎 太君 企画振興部長    伊藤幸雄君    市民生活部長    本多弘和君 福祉保健部長    相良哲春君    農林水産部長    森崎一成君 建設部長      森永茂夫君    水道部長      林田 亨君 教育次長      渡部 博君    農業委員会事務局長 田口克哉君 行革推進室長    菅 三郎君    財政課長      米田伸也君 会計管理者     笹田 勝君    監査委員事務局長  森 宗次君議会事務局出席者 局長        林  誠君 書記        増田嘉文君 書記        永吉共泰君 書記        鳥瀬美智君第1回定例会議事日程 第6号 平成29年3月21日(火)午前10時開議 (委員長報告、質疑、討論、採決)日程第1 議案第1号 南島原市いじめ問題再調査委員会条例の制定について日程第2 議案第2号 南島原市空家等対策協議会条例の制定について日程第3 議案第3号 南島原市学校施設整備基金条例の制定について日程第4 議案第4号 南島原市個人情報保護条例の一部を改正する条例について日程第5 議案第5号 南島原市情報公開条例の一部を改正する条例について日程第6 議案第6号 南島原市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について日程第7 議案第7号 南島原市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例について日程第8 議案第8号 南島原市長及び副市長の給与に関する条例等の一部を改正する条例について日程第9 議案第9号 南島原市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について日程第10 議案第10号 南島原市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について日程第11 議案第11号 南島原市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について日程第12 議案第12号 南島原市税条例等の一部を改正する条例について日程第13 議案第13号 南島原市ゲートボール場及びローンボールス場条例の一部を改正する条例について日程第14 議案第14号 南島原市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について日程第15 議案第15号 南島原市公共下水道条例の一部を改正する条例について日程第16 議案第16号 長崎県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の一部を変更する規約について日程第17 議案第17号 長崎県市町村行政不服審査会を共同設置する地方公共団体の数の減少及び規約の一部を変更する規約について日程第18 議案第18号 市道の認定について日程第19 議案第19号 市道の認定について日程第20 議案第20号 平成28年度南島原市一般会計補正予算(第6号)日程第21 議案第21号 平成28年度南島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)日程第22 議案第22号 平成28年度南島原市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第23 議案第23号 平成28年度南島原市下水道事業特別会計補正予算(第1号)日程第24 議案第24号 平成28年度南島原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第25 議案第25号 平成29年度南島原市一般会計予算日程第26 議案第26号 平成29年度南島原市国民健康保険事業特別会計予算日程第27 議案第27号 平成29年度南島原市簡易水道事業特別会計予算日程第28 議案第28号 平成29年度南島原市下水道事業特別会計予算日程第29 議案第29号 平成29年度南島原市後期高齢者医療特別会計予算日程第30 議案第30号 平成29年度南島原市水道事業会計予算日程第31 請願第1号 「共謀罪(テロ等準備罪)」法案の国会提出に反対する意見書提出を求める請願 (採決)日程第32 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第33 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について (提案理由説明、質疑、討論、採決)日程第34 議案第31号 損害賠償の額の決定について      ~第69号日程第35 議案第70号 損害賠償の額の決定について (提案理由説明、質疑、討論、採決)日程第36 発議第1号 南島原市議会会議規則の一部を改正する規則について日程第37 発議第2号 議員定数等調査検討特別委員会の設置について日程第38 発議第3号 九州新幹線西九州ルートの整備促進に関する意見書提出について日程第39 閉会中における各委員会の継続審査・調査申出について     午前10時00分 開議 ○議長(中村一三君)  改めまして、おはようございます。 ただいまの出席議員数は20名であります。山本芳文議員から遅刻の届けがあっております。 定足数に達しておりますので、これより議事日程第6号により、本日の会議を開きます。 追加議案について、議会運営委員長から報告を求めます。柴田恭成委員長。 ◆議会運営委員長(柴田恭成君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 本日、追加議案につきまして議会運営委員会を開きましたので、その協議結果を報告いたします。 市長から、2件の損害賠償の額の決定についてを追加提案したいとの申し出があっております。 議会運営委員会における協議の結果、追加議案とすることを決定いたしました。 なお、追加議案につきましては、提案理由の説明後、質疑、討論、採決となります。 また、議会運営委員長から、発議第1号「南島原市議会会議規則の一部を改正する規則について」並びに発議第2号「議員定数等調査検討特別委員会の設置について」が。なお、発議第3号「九州新幹線西九州ルートの整備促進に関する意見書提出について」は、下田利春議員から発議の申し出が議長に対してあっております。本日の議事日程とすることに決定いたしました。 以上が議会運営委員会の協議内容です。よろしくお願いいたします。終わります。(降壇) ○議長(中村一三君)  ここで、松本市長より発言の申し出があっておりますので、これを許可します。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) 皆さん、おはようございます。議会最終日の貴重な時間をいただきまして、誠にありがとうございます。 さて、今定例会に上程をしております議案第25号「平成29年度南島原市一般会計予算」の中に、グリーンロード加津佐線におけるトイレ整備事業として関係予算を計上しておりましたが、予算審査特別委員会で、皆様方からご指摘があったところでございます。その指摘を踏まえ、事業費や整備内容などを再度検討が必要と判断をいたしました。そのため、今回計上している関係予算の執行については、保留する考えを先般議員の皆様にご報告をしたところでございます。 そういうことで、この事業内容につきましては、再度十分検討したいと考えております。以上、よろしくお願いをいたします。(降壇) ○議長(中村一三君)  日程第1、議案第1号「南島原市いじめ問題再調査委員会条例の制定について」から日程第31、請願第1号「「共謀罪(テロ等準備罪)」法案の国会提出に反対する意見書提出を求める請願」まで、以上31件を一括議題といたします。 最初に、予算審査特別委員長から審査結果の報告を求めます。松永忠次委員長。 ◆予算審査特別委員長(松永忠次君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 ただいまより予算審査特別委員会の委員長報告を行います。 去る2月28日の本会議におきまして、予算審査特別委員会に付託されました議案第25号「平成29年度南島原市一般会計予算」について、審査及び経過並びに結果を報告いたします。 3月2日から7日までの3日間で予算審査特別委員会を開催いたしました。 審査にあたりましては、地方自治法や地方財政法など関係法令に則って、また、市民サービスや住民福祉の向上に資するものになっているかなどの観点から執行部に対し詳細な説明を求め、慎重に審議を行い、市政全般について活発な質疑が行われました。 平成29年度当初予算を編成するにあたっては、毎年度、財源の多くを普通交付税、国県支出金、地方債など、依存財源で賄う脆弱な体質に変わりはない状況の中、平成33年度には合併の特例優遇措置がなくなることなどを認識し、健全な財政運営を確実なものに構築していくため、歳入歳出全般にわたり、さらに徹底した洗い出しをすることが必要であると示されております。 これに加え、住み続けたいまち、住んでみたいまちの実現をより具体的にする必要が、市総合戦略に沿った人口減少対策、あるいは地方創生に関する事業などを実施する必要があります。南島原市創生特別枠を設置し、重点配分を行うこととされております。 平成29年度当初予算の総額は、一般会計が299億9,573万5,000円で、前年度に比べ6,552万5,000円、率にして0.2%の微増であります。 本予算審査特別委員会は、議長を除く議員全員で構成された委員会でありますので、詳細な説明を省略し、審査の過程で主な質疑を集約して報告をいたします。 まず、総括説明についての質疑、答弁でありますが、財政調整基金を取り崩さなければならなかった理由はの質疑に対し、当初予算では確実な財源しか歳入予算には見込めないためであり、財政調整基金を取り崩して一旦対応をしている。平成28年度は財源調整ができていましたので、最終的には取り崩さなくて済んだ。平成29年度も同様に考えているとの答弁でありました。 次に、合併振興資金を40億円積み立てているが、償還金は取り崩して使用できないのかとの質疑に対し、償還が終了した分は取り崩しができないとの答弁でありました。 次に、雲仙・南島原保健組合に対する小浜病院建設の負担金については過疎債で組まれているが、別枠として過疎債が認められるかとの質疑に対して、別枠で加算された自治体もあると聞いているが、別枠でないと既存のほかの事業に使用できない。また、期間も限定されているので、別枠で加算していただけるよう、国・県に要望活動を行っているところであるとの答弁でありました。 次に、人件費の削減が負債残高、公債費の抑制及び基金の増加などについての質疑に対し、人件費は、合併前60億円が、平成27年度決算で45億円になっており、15億円の減額である。そして、市債の残高は、合併当初387億円が、27年度決算では252億円となっており、135億円の減になっている。公債費の抑制は、借り手が少なかったことで公債費を抑制している。基金の増加は、合併当初62億円が、平成27年度決算で223億円と増えている。また、財政指数ですが、経常収支比率が、合併当初100.1が、平成27年度が85.4と改善しており、合併して取り組んだ効果が出ているとの答弁でありました。 次に、交付税の縮減問題で、最終年度を10割とした場合の各年度の割合はとの質疑に対し、合併算定替えが100%交付されている平成27年度で、137億円交付されている。最終的には、110億から115億円ぐらいになるという試算をしている。各年度の削減の割合は、平成28年度が1割減、平成29年度が3割減、平成30年度が5割減、平成31年度が7割減、平成32年度が9割減で、平成33年度は10割減になるとの答弁でありました。 次に、地方消費税交付金の減少の理由はとの質疑に対し、個人消費が弱いという状況で、本市に回ってくる交付金が少なくなるとの試算という結果であったとの答弁でありました。 次に、地域づくり基金を公共交通の充実に使用できないのか。地域福祉基金12億5,000万が活用されていないが、福祉のために取り崩して使用できないのか。合併振興資金40億円は何に使用するのかとの質疑に対し、地域づくり基金は、基金条例に沿った形であれば可能である。地域福祉基金は交付税が措置されており、積立金の利子を福祉事業に充てなければならないと定められており、取り崩しはできない。合併振興資金については交付税が措置されており、償還が終わらないと取り崩すことができない。償還後は、基本条例に沿った形であれば、いろんな事業に使用可能であるとの答弁でありました。 次に、総務部関係の歳入であります。 過疎地域自立促進特別事業基金繰入金3,940万の目的はとの質疑に対し、自治会活動費の財源として活用しているとの答弁でありました。 次に、監査事務局関係でありますが、監査請求が出た場合、参考人を呼んで聞き取るのか、また、その予算計上は毎年準備しているのかとの質疑に対し、関係者に聞き取り調査を行い、予算には費用弁償として数名分を計上しているとの答弁でありました。 次に、教育委員会関係であります。 前年度より、補助金等が減少している主な要因はとの質疑に対し、国の事業費の抑制によるもので、特に文化庁関係の補助金であり、原城関係の工期延長による抑制されたものとの答弁でありました。 次に、建設部関係であります。 住宅使用料として1億9,849万7,000円計上されているが何戸分かとの質疑に対し、公営住宅930戸の中で、現在入居している808戸分であるとの答弁でありました。 次に、農林水産部関係でありますが、農林水産業県補助金が約1億7,000万円近く減った理由はとの質疑に対し、布津漁港改修工事で約6,000万円から7,000万の減額であった。鳥獣被害防止対策で約4,000万円の減額が主な部分であるとの答弁でありました。 次に、歳出でありますが、まず総務部関係であります。 防災行政無線関係で、電波が弱い地域のために中継局を建てる予算はどうされるのかとの質疑に対し、その予算について、平成28年度予算になる。また、1,000本を超える屋外アンテナを想定していたが、中継局を建てることで費用が抑えられたため、その分で相殺できるであろうという新たな費用は発生しないとの答弁でありました。 また、自動車免許制度の変更により、消防団員が消防ポンプ車を運転できないということになるのかとの質疑に対し、制度の変更により中型車を運転できない若者が増える可能性があり、県消防協会を通じて、消防車両については運転できるよう要望を上げている。今後、免許取得補助の検討をしなければならないとの答弁でありました。 また、PR推進事業でありますが、これは今回は飛行機にも掲載するとの説明だったが、会社名と何機に掲載するのかとの質疑に対し、業者は決定していない。飛行機は1機で、機体の前後左右への記載と、機内の雑誌にPR文を入れるという答弁でありました。 また、消防自動車任意保険は111万7,000円計上しているが何台分なのかとの質疑に対し、65台分で、1台当たり2万円との答弁でありました。 次に、企画振興部関係でありますが、プロフェッショナル人材確保支援事業で、都市部のプロの技術を持った人を県が紹介するのか。予算は600万円だが何人ぐらいを想定しているのかとの質疑に対し、県で取り組んでいる事業で、県と人材紹介会社とのマッチングとなる。市内で雇用した会社へは、人件費等がまず県から3カ月分支給され、その後、市から9カ月分を支援する制度であり、補助金の上限額は1社1人300万とし、2名分を計上しているとの答弁でありました。 また、協働のまちづくり自治会活動交付金について名称変更した理由と、予算書、決算書の提出の変更点、領収書関係は自治会で保管ということか、コピーを添付させても問題ないと思うがとの質疑に対し、市が額を決定して申請する形になっているので、補助金よりも交付金がよいだろうということで名称を変更した。予算書、決算書の添付については、今までと変わりはない手続である。領収書の保管は、現在の補助金要綱と同様に5年間は保管する形とする。領収書の添付は相当な負担をかけると思っている。何か問題があるようであれば、自治会に言ってチェックする形にさせていただきたいという答弁でありました。 また、ふるさと応援寄附について、南島原市出身者が何%いるのかとの質疑に対し、分からないとの答弁でありました。 セキュリティークラウド事業として1,115万9,000円、セキュリティークラウド負担金として207万円予算計上されているが、今までのシステムでは不十分なのかということで、今後も新しい技術で防止しなければならないというか、この予算は十分と考えているのかとの質疑に対し、自治体全体のネットワークと不特定多数の方が入られるネットワークを完全に分離して、ウイルス対策を考えている。これが絶対安全という保障はないが、今のところ1番最良の方法であるとの答弁でありました。 次に、教育委員会関係であります。 測量設計監理委託料で、口之津幼稚園の解体理由とその後の敷地活用はとの質疑に対し、学校跡地利活用検討委員会で解体と方向性を決定し、分譲地として売却する計画であるとの答弁でありました。 また、教育委員会事業は非常に補助金が多い。補助金要綱で目的や補助金額の積算など基準を設定しなければならないが、全て要綱等を定めているのかとの質疑に対し、定期監査で指摘を受けており、学校教育課関係の要綱は未調整である。早急に整備するようにしたいとの答弁でありました。 また、奨学金貸し付けは何名いるのか、その中で地元に帰ってくる人で、償還金の減免の活用をする人は何名ぐらいいるのかとの質疑に対し、貸し付けについては、平成27年度が68名、平成28年度が61名だったと思う。償還金の減免については、今年償還対象者が28名おり、このうち6名が対象になるとの答弁でありました。 また、龍石小学校の校舎、体育館の解体はいつごろ予定しているのか、それから、道路拡張に伴う用地交渉は解決済みなのかとの質疑に対し、設計解体を今年度計画している。道路問題については建設課になる。まだ決まっていないが、平成29年度進めていくべきだと考えているとの答弁でありました。 また、中学校管理費の3億円の減額の大きな原因は、それから、学校給食会運営委託料2億円は従業員の給料と思うが、その内容はとの質疑に対し、昨年度はエアコン関係を整備しており、工事費が大幅に少なくなっている。学校給食会運営委託料は、正職員、臨時職員含め、約70名ほどの人件費であるとの答弁でありました。 次に、建設部関係であります。 教育委員会に、給食センター関係で龍石小学校拡張を質問したが、建設課で聞いてくれとのことだったので答えてほしいとの質疑に対し、問題は国道へのタッチの部分である。道路を拡幅するのか、あるいはまた他のルートにするのか、コンサルに発注して今検討をしている最中であるとの答弁でありました。問題は、用地の承諾がもらえるかということでありますとの答弁でありました。当然、教育委員会と一緒にやっていかなければならないとの答弁であります。 また、空き家の除却費補助金について、持ち主不在が多いと思うが、この場合は誰が補助金を申し込むのかとの質疑に対し、所有者の相続人に連絡して解体のお願いをすることになっている。その方が解体をしていただければ、その方に補助金を支払うことができる。もし相手が特定できない場合は、略式代執行でもできるようになっているとの答弁でありました。 次に、農林水産部でありますが、グリーンロード加津佐線の花房地区のトイレ工事の規模と算定根拠はとの質疑に対し、トイレ男女一つずつで、駐車スペースを10台程度確保する計画です。工事費6,450万のうち造成工事が4,450万円で、水道管布設工事2,000万円ですとの答弁がありました。 これに対し、男女一つずつ、駐車台数10台、これだけの規模で六千数百万をかけてやる工事ではない、見直すべきだとの質疑に対し、場所については3カ所ほどを検討し、効果を上げるには一番いい場所にあると決めた。造成を高く積み上げなければならないことから、マックスの予算計上をさせていただいた。市長からも圧縮するように指示が出ているので、何とかお願いできないかとの答弁でありました。 それに対し、トイレを作ることに反対はしないが、ただ、5人ずつ、10人ずつのトイレを作ると思っていたが、1人ずつのトイレに大変な費用がかかっているので、なかなか理解できない。図面をもって示してもらわないと分かりにくい。現地に調査に行くべきだ。畑かんを使えば布設費に2,000万もかからないはずだとの意見が出ました。 グリーンロード加津佐線の花房地区のトイレ工事につきましては、予算審査特別委員会3日目の3月7日、平成29年度南島原市一般会計予算の取り扱いについて、市長から次の発言の申し出がありました。トイレの工事について、事業費や整備内容、費用対効果の面などを含め、十分な検討が不足していた。今後、もう一度事業内容について検討するとし、今回の当初予算に計上している関係予算の執行保留を委員長に申し出たいという次第でありました。その内容でお願いがありました。 次に、市民生活部関係であります。 不燃物の運搬業務委託料1億1,776万8,000円のうち、6地区に新たなステーション収集が2,134万円程度です。燃えるごみの収集に対し、3割程度の増が見込まれるとの答弁でありました。 また、ごみ焼却施設改修工事費2億5,673万8,000円は、毎年同程度の額が予算計上されているが、今後どのように考えているのかとの質疑に対し、毎年この程度の金額で改修しないと炉がもたないとの答弁で、12月議会でもお答えしましたとおり、方向性を平成29年度中に考えているとの答弁でありました。 次に、福祉保健部関係でありますが、高齢者福祉計画策定は建物を建てる事業になってくるのかとの質疑に対し、この策定は、3年度越しに高齢者福祉施設の整備、在宅サービスなど、どのような福祉を行っていくかという計画策定であるとの答弁でありました。 また、児童福祉施設整備費補助金の中で、防犯関係の補助金内容をとの質疑に対し、防犯整備分については、保育所の門、フェンス、外壁設置修繕費等に1,710万円、防犯カメラなど非常通報装置整備費に1,637万円、子育て支援センターの門やフェンス、外壁の設置修繕費用に317万、防犯カメラ等の非常通報装置整備に526万円ずつとの答弁でありました。 質疑終了後、討論を行いました。 市長から、グリーンロード加津佐トイレ整備事業に関して、予算については保留となりましたので、これを踏まえた中で、まず反対討論として、市民の高齢化、貧困化が急速に進んでいる中で、高齢者対策、子育て対策が不十分であるとのこと。一つ、市民の強い要望である国保税や介護保険料の引き下げに対し熱意が感じられない。一つ、加津佐町花房展望所の隣接に6,450万円をかけて駐車場造成、トイレ設置のための水道工事を当初予算から削除すべき。相変わらず長崎新幹線や三県架橋など、不要不急の事業には反対である。以上、4点の理由が反対討論でありました。 賛成討論はなく、起立採決の結果、賛成多数により、予算審査特別委員会に付託されました議案第25号「平成29年度南島原市一般会計予算について」は可決することといたしました。 終わりに、委員会運営にご協力いただきました副委員長をはじめ理事者の皆様、並びに長時間にわたり終始熱心に審議を賜りました委員の皆様に、敬意と感謝の意を表しまして、委員長の報告といたします。(降壇) ○議長(中村一三君)  山本芳文議員が出席をされましたので、ご報告をいたします。 次に、各常任委員長から審査結果の報告を求めます。 初めに、総務委員長の報告を求めます。田中次廣委員長。 ◆総務委員長(田中次廣君) (登壇) おはようございます。 それでは、総務委員会における審査の経過及び結果についてご報告をいたします。 本委員会に付託されました案件は、議案第4号「南島原市個人情報保護条例の一部を改正する条例について」の外10件と、請願2件であります。 これらの審査にあたりましては、担当部局から説明や考えを聴取し、審査をいたしました。 その結果、議案第4号「南島原市個人情報保護条例の一部を改正する条例について」、議案第5号「南島原市情報公開条例の一部を改正する条例について」、議案第6号「南島原市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について」、議案第7号「南島原市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例について」、議案第8号「南島原市長及び副市長の給与に関する条例等の一部を改正する条例について」、議案第9号「南島原市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について」、議案第10号「南島原市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について」、議案第11号「南島原市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について」、議案第16号「長崎県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の一部を変更する規約について」、議案第17号「長崎県市町村行政不服審査会を共同設置する地方公共団体の数の減少及び規約の一部を変更する規約について」の10件につきまして、採決の結果、いずれも原案のとおり可決することに決定をいたしました。 次に、議案第20号「平成28年度南島原市一般会計補正予算(第6号)」の総務委員会に分割付託された関係部分につきましては、採決の結果、原案のとおり可決することに決定をいたしました。 次に、平成28年請願第4号「「有馬キリシタン遺産記念館」を以前の「原城文化センター」の利用目的に戻すこと及び「有馬キリシタン遺産記念館」の展示物を南有馬庁舎に展示することを求める請願」につきましては、採決の結果、継続審査とすることに決定をいたしました。 次に、請願第1号「「共謀罪(テロ等準備罪)」法案の国会提出に反対する意見書提出を求める請願」につきましては、採決の結果、不採択とすることに決定をいたしました。 それでは、審査の過程において特に議論になった点について、順次ご報告いたします。 初めに、議案第4号「南島原市個人情報保護条例の一部を改正する条例について」でありますが、提案の理由につきましては、既に本会議にて説明があっておりますので、委員会での質疑についてご報告をいたします。 委員から、個人識別符号、これについてもう少し具体的にとの質疑がございました。 これにつきまして、個人識別符号とは何かということですが、個人識別符号はDNAとか指紋とか顔、手のひら、手の甲、指の静脈など、それとマイナンバー、保険証番号、個人の基礎年金番号、運転免許証の番号、旅券の番号、住民票といったものが識別符号ということになっています。簡単に言いますと、これを見るとその人の個人の情報が全て分かるようなものを個人識別符号の一環になるということでございます。個人情報は普通言えば、住所とか名前とか生年月日とか、そういうものが個人情報にあたるわけです。今回この法律が改正された内容は、それに付随して個人識別符号という一つの概念を新たに定めたわけですという答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第4号は原案のとおり可決することに決定をいたしました。 次に、議案第5号「南島原市情報公開条例の一部を改正する条例について」であります。 委員より、この電磁的記録というのはどういったものかとの質疑がございました。 フロッピーとかUSBだとかの電子媒体ですという答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第5号は原案のとおり可決することに決定をいたしました。 次に、議案第6号「南島原市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について」です。 委員から、新旧対照表の扶養手当の旧と新がどう違うのか、また扶養手当の9条の2項の(2)、同じく旧の方の2項の(2)の違いはとの質疑がございました。 答弁といたしまして、子と孫を分けたものです。旧のほうの2号は、「子と孫」というふうに子と孫を一つのくくりにしております。新しいほうは、子と孫を分けております。なぜ分けたかというと、今まで子と孫が同じ金額だったが、子と孫の金額が次の年から変わってきます。その関係で適用区分を分けましたということです。今まで子と孫はどちらも6,500円だったが、30年度以降から子が1万円、そして孫が6,500円というふうに金額が変わってくるので、そこの適用を当てはめるために分けたという答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第6号は原案のとおり可決することに決定をいたしました。 次に、議案第7号「南島原市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例について」でありますが、委員から、特定任期付職員と任期付職員の違いはとの質疑がございました。 これに対しまして、任期付職員につきましては、一般の任期付職員と特定任期付職員に分けられるが、通常、一般の任期付職員は資格を持っている。例えば、弁護士、保育士、教師等を期間を定めて任用する場合が一般の任期付職員です。特定の任期付職員については、特別な、例えば、経験あるいは知識を持った人を特定の任期付職員ということで、南島原市におきましては、以前、物産流通等で企画振興部のほうに1人採用しておりました。その方が特定任期付職員ということで、給料表が、一般の任期付職員につきましては、我々と同じ給料表を使用するけれども、特定任期付職員につきましては、そういう特別な知識、経験をお持ちということで、この給料表を使用するので、いわゆる特定任期付職員というふうに呼んでおりますというような答弁でございました。 委員から、今、南島原市に両方ともいないのかという質疑に対しまして、答弁といたしまして、現在は両方ともこれに該当する職員はいないということでございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第7号は原案のとおり可決することに決定をいたしました。 次に、議案第8号「南島原市長及び副市長の給与に関する条例等の一部を改正する条例について」でございます。 委員から、新旧対照表の2条関係で、6月に支給する場合においては100分の155ということで、旧よりも新のほうが100分の5上がり、12月に支給する場合は100分の175から100分の170に、100分の5減っているということなら、総額ではいっしょになるのか。第1条で見ると6月は変化がないが、12月に100分の10上がっているということだがとの質疑に対しまして、本年の分と来年の分ですということです。平成28年12月にさかのぼって0.1、12月分を上げて、そして平成29年度は、上げた0.1を6月と12月にそれぞれ0.05ずつそれぞれに分けるということです。したがって、総額に変更はなく、0.1月分上乗せするということです。これは市長、副市長、教育長、議員も全部同じというような答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第8号は原案のとおり可決することに決定をいたしました。 次に、議案第9号「南島原市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について」でありますが、委員から、今まで男性職員で、育児休暇を取った職員はいるかとの質疑に対しまして、育児休暇、介護休暇を取った男性職員はいないとの答弁でございました。 委員から、特別養子縁組とはどういった縁組かとの質疑に対しまして、普通養子縁組というのは、養子縁組をした時には実父母と養父母と4人ということになるが、特別養子縁組は、児童が虐待を受けているとか、さまざまな事情で特別な養子縁組が認められた場合には、実父母との縁が全く切れて養父母のみになる。それが大きな違いですということです。簡単に言えば、普通我々が言う養子の場合には、お父さんが2人、お母さんが2人ずつになるわけですが、特別になった場合は、実の父と母の関係が断たれるということになりますという答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第9号は原案のとおり可決することに決定をいたしました。 次に、議案第10号「南島原市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について」でありますが、この件につきましては、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第10号は原案のとおり可決することに決定をいたしました。 次に、議案第11号「南島原市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について」ですが、委員から、いじめ問題再調査委員会というのはどのようなものかとの質疑に対しまして、まず、重大事案が発生した場合は教育委員会のもとで調査が行われ、その調査結果について市長に報告がなされます。その報告を受けた市長が、重大事態への対処または同種の自体の発生の防止のため、必要があると認める時に報告について再調査を行うということですとの答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第11号は原案のとおり可決することに決定をいたしました。 次に、議案第16号「長崎県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の一部を変更する規約について」でありますが、この件については、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第16号は原案のとおり可決することに決定をいたしました。 次に、議案第17号「長崎県市町村行政不服審査会を共同設置する地方公共団体の数の減少及び規約の一部を変更する規約について」であります。 委員より、この南高北部環境衛生組合の解散の理由はとの質疑がございました。 これに対しまして、南高北部環境衛生組合は、雲仙市と島原市が共同でし尿処理等の業務を行うもので、雲仙市が旧国見町、瑞穂町、吾妻町、愛野町の4地域と、島原市の有明町の地域だったが、島原市の有明町の区域においては島原市のほうで処理するということで、今回島原市がこの組合を脱退することにより解散になったとの答弁でございました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第17号は原案のとおり可決することに決定をいたしました。 次に、議案第20号「平成28年度南島原市一般会計補正予算(第6号)」の総務部関係についてでございます。 委員から、地域総合整備貸付金事業債はどのような市債なのかとの質疑がございました。 これに対しまして、この対象事業は、民間の事業者が工場を増設、新設、そういった投資を行う。そういった時に資金が不足します。したがって、補助金をもらったり、貸付金を受けたりするわけですが、国が推奨しているのが、こういう融資の低比率で融資できる制度があります。この制度を活用されるということで、地域総合整備財団というものがあり、そこから借り入れる場合に対し、市が業者に財団を通じて貸し付けを行うということです。返済は無利子で、元金だけ償還すればいいということになっております。当然、利子は、市が借り入れて業者に貸し付けますので、市は一定の利子の負担が生じますが、その利子の負担の一部については、特別交付税で措置されるという制度になっておりますという答弁でございました。 また、委員から、市が貸し付けて利子分は特別交付税で市に入ってくるから、市からの持ち出しはないのかとの質疑がございました。 これに対しまして、元金は市の負担はなく、利子については特別交付税で75%措置されるので、市の負担は利子分の25%というのが実質的な負担になります。ただ、事業所は工場の新設とか増設があるので、固定資産税あるいは従業員が増えるということで給与所得に伴う市民税の増収も見込まれます。そういった部分で戻ってくるということで、交付税で措置されるのは75%の措置となっておりますということでございました。 また、委員から、有家庁舎の耐震と一部改修ということだが、一部改修というのはどのようなことをされるのか。また、今回減額されたが、現在庁舎再編についてはどのような協議がなされているのかとの質疑がございました。 これに対しまして、有家庁舎の改修は、耐震のほか、外壁、雨漏りが結構あったので、屋根の雨漏りの改修、あとは単独浄化槽を合併浄化槽にかえるなど、大きなものはそういったところです。また、庁舎再編については、組織の将来像を私どものほうで検討をしている段階で、庁舎再編そのものについては、今のところ、まだ検討に着手をしているというところではありませんというような、このような答弁でございました。 総務部関係の質疑を終了し、次に、企画振興部関係についてでございますが、委員から、長崎型移住促進空き家活用事業補助金について、長崎県としてどういう取り組みをしているのか。それと、指定寄附金についての説明をというような質疑がございました。 これに対しまして、空き家の活用の部分について県の取り組みは、長崎県内、人口減少ということで大きな問題になっている。それにあわせて、空き家も増えております。市では、都市計画課のほうで計画を作っているが、約2,000軒近くの空き家があると聞いている。空き家の活用については、本市に平成20年から長崎県等共同会議という形で田舎暮らしの推進を行っている。その中で、市としては、空き家バンクの登録制度を設置して、多くの皆さんに空き家バンクを活用していただこうという取り組みをしております。それに対して、県、または国から補助金をいただく制度があります。これは、空き家の改修の補助金の制度であり、市のほうで実際50万円を限度として補助金を出しているということです。全体的な移住の政策としては、昨年の4月から長崎県と関係21市町で長崎移住センターを設置し、県が2分の1、各市町が2分の1の負担金を出して、東京に移住センター、県庁内に移住センターを設置し、長崎県の人口減少を食い止めるために移住の政策を取っているということでございました。 そして、指定寄附ですけども、これはコカコーラの自動販売機を市内の公共施設11カ所に設置しております。その売上金に対して20%の寄附をいただいている。これについては、まちづくりに関して活用していただきたいという目的があるという部分で、指定寄附ということで歳入に計上しているという答弁でございました。 次に、委員から、アートビレッジ・シラキノの地方創生の歳入で、教育委員会からそういうことをやりたいという話がきて、交付金を申請する時など査定ではありませんけども、本当にそれができるのかどうかということは、企画のほうで1回審査を行うのかとの質疑がございました。 これに対しまして、地方創生に関する部分の事業につきましては、プロジェクトチーム、これは各課長がメンバーになっているということです。課長が入ったところで、一応事業の構築を各グループごとに分けて行っている。そこでもんだ部分について、地方創生本部の中でこの事業について提案をして、そこでもまれた上でこの事業自体をやろうという形で決定される。この事業については、国の地方創生交付金でありますので、国のほうにこういった事業が該当するかどうかということ、そういった部分も含めてヒアリングがあり、ヒアリングを行った上でこの事業計画を上げると、この地方創生に関する事業につけた地方再生計画というものも作成しなければなりません。そういった部分の作成についても、作成して国のほうに上げて、これが認められたところで事業を展開するという形になっておりますので、今、その地方再生計画のほうの準備を進めていっているところだと思うというような答弁でございました。 企画振興部分の質疑を終了し、次に、議会事務局関係については、質疑はなく、討論はなく、採決の結果、議案第20号のうち、総務委員会に分割付託された関係分につきましては原案のとおり可決することに決定をいたしました。 次に、平成28年請願第4号「「有馬キリシタン遺産記念館」を以前の「原城文化センター」の利用目的に戻すこと及び「有馬キリシタン遺産記念館」の展示物を南有馬庁舎に展示することを求める請願」についてでありますが、この請願については、庁舎再編がいつになるか分からないので、請願書の提出者に庁舎再編が進んでいないというような説明を行ってほしいということです。それから、庁舎再編ができた時点で再度提出していただくようにというような、委員会での意見でございました。 採決の結果、平成28年請願第4号は継続審査とすることに決定をいたしました。 次に、請願第1号「「共謀罪(テロ等準備罪)」法案の国会提出に反対する意見書提出を求める請願」について、請願者から説明をしたい旨の申し出がありましたので、請願の趣旨説明を受けました。 その後、質疑を終了し、反対討論、賛成討論がありました。起立採決の結果、請願第1号は不採択とすることに決定をいたしました。 次に、長崎県の施策に関する要望・提案に係る市議会からの提案についてでありますが、総務委員会に関する分は、「ジオサイトの保全整備について」と「口之津港再整備について」でありました。 総務委員会として、この2件について要望、提案することを決定いたしました。 閉会中における委員会の継続審査・調査申し出について、議長に申し出をすることを決定いたしました。 以上、総務委員会の報告にかえさせていただきます。(降壇) ○議長(中村一三君)  ここで、11時10分まで休憩いたします。     午前10時57分 休憩     午前11時10分 再開 ○議長(中村一三君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、文教厚生委員長の報告を求めます。隈部和久委員長。 ◆文教厚生委員長(隈部和久君) (登壇) 文教厚生委員会における審査の経過及び結果について、早速報告いたします。 本委員会への付託案件は、議案9件です。昼休みを挟んで、約3時間弱にわたり慎重審議を行いました。なお、提出理由については、本会議において説明がありましたので割愛し、主な質疑について順次報告いたします。 まず、議案第1号「南島原市いじめ問題再調査委員会条例の制定について」。 質疑として、いじめ防止対策の担当部局が、なぜこども未来課なのかという質疑に対し、いじめに対する重大事態が発生した場合は、まず教育委員会で調査が行われる。その報告を受けた市長が、さらに再調査が必要であると認めた場合に、第3者的な立場から市長部局に担当を設置することになっているので、その再調査委員会の事務局がこども未来課となったということです。 この委員会は、傍聴ができるのかという質疑に対し、基本的には非公開であるということです。 討論なく、採決の結果、議案第1号は原案どおり可決いたしました。 議案第3号「南島原市学校施設整備基金条例の制定について」。 本市には築40年以上の校舎や体育館が何棟あるのか。 答弁。総数で70棟あり、そのうち35棟が40年を経年しているということです。 この先、統合する予定がある小学校はさらにあるのかという質疑に対し、有家地区に限り、新切小学校、蒲河小学校、有家小学校の3校が33年4月の統合を予定しているという答弁です。 その先の、さらに統廃合の計画は現在あるのかという質疑に対し、今後の統合については、現段階では白紙であるということです。 討論なく、採決の結果、議案第3号は原案どおり可決しました。 議案第12号「南島原市税条例等の一部を改正する条例について」。 軽自動車税の昨年度改正された内容について、今一度詳しく説明をしてほしいという質疑に対し、平成27年度の税改正において、それまで持っていた車については、基本的には7,200円と4,000円の税率はそのまま引き継ぐ。ただ、新車登録をしてから13年を経過した車については、例えば7,200円であれば12,900円。4,000円のものであれば6,000円に上がる。ただ、13年を経過する前までは7,200円と4,000円でそのまま引き継いでいる。新たに取得した分については、1万800円とか5,000円というような課税になるということです。 討論なく、採決の結果、議案第12号は原案どおり可決しました。 議案第13号「南島原市ゲートボール場及びローンボールス場条例の一部を改正する条例について」。 ローンボールスに関する質疑がありました。どういうものかとか、そういう質疑でした。 討論なく、採決の結果、議案第13号は原案どおり可決しました。 議案第20号「平成28年度南島原市一般会計補正予算(第6号)」について。 まず、教育委員会関係分で、この中で、アートビレッジ・シラキノ事業に関する質疑と答弁で、約1時間の時間を有しました。 この中で、まず白木野小学校の、このアートビレッジ・シラキノ施設改修工事費及び測量設計監理委託料の5,040万円の詳しい説明をしてほしいという質疑に対し、白木野小学校は鉄筋コンクリートの3階建てになっているが、まず3階部分の普通教室、特別教室を、招聘アーティストの滞在スペースに用途変更をしたいと考えている。2階部分については、普通教室と多目的教室があるが、それらを招聘アーティストの制作スペース等に活用させてもらいたいということです。また、普通教室も広い空間があるので、そのスペースを利用して、さまざまな地元との交流や制作活動等、できる分については、そのまま活用したいということ。1階部分は、主に職員室や生活科室などがあるが、その部分をギャラリーやワークショップ等ができるような交流スペース、またそれに伴って作品の収蔵スペース、収納庫等も考えているということです。それに、渡り廊下を介し図書室が別棟にあるが、それを多目的交流室ということで、地元の方を中心に、招聘アーティストとの交流の場、あるいは白木野地区の先踊り等がありますが、そういう伝承芸能の練習場という部分で活用をしていきたいという答弁でした。 その他、管理体制や維持費、本市や地域に対する貢献の見込み、あるいは招聘アーティストに対する支援内容、そのアーティストの目星等々たくさんの質疑がありましたが、この予算案は地方創生の拠点整備交付金に係る計画、南島原市まち・ひと・しごと創生事業の廃校施設利活用事業でありますので、なかなか答弁のほうも、答弁と質疑がかみ合わないといいますか、質疑する方もなかなか想像しにくいというか、イメージしにくいというような感じで、先ほども言いましたように、1時間程度のいろんな慎重審議を行いました。 その後、16日に担当部局より、我々文教委員に対し、資料としてとりあえず、光熱水費の想定として26年度の実績より算定したところ、約51万円ぐらいになるのではないかというような返答があっております。 この件に関しては、委員長報告に対する質問を行っていただければと思っております。 次、市民生活部関係分で、健康診査委託料が2,174万円減になっているが、新年度予算額はどうなっているのかという質疑に対し、同額の9,600万円を組んでいるということです。 また、減になった要因は。 広報等で呼びかけをしているが、一番大きな原因は、結核・肺ガン検診、大腸ガン検診、胃ガン検診、乳ガン検診等の受診者の減によるものである。また、胃内視鏡検査、胃カメラを予定していたわけですが、委託先の医師会との調整がきかずに実施できなかったというのが大きな減の要因であると。この調整がきかないというのは、国の基準のセカンドオピニオンといいまして、医師2人以上で診なければならないと、2人以上必要であるというこの体制が、医師会として整わなかったということです。 この受診者の減に対し、新年度どのように努力をするつもりかという質疑に対し、昨年の3月から5月にかけて、ガン検診のアンケートを取った結果、仕事が休めないとか、経費がかかる等の答えがあったので、29年度は日曜日の検診を4回ほど実施したり、個人負担等については、また今後検討し、何らかの形で受診率を上げるように頑張っていきたいという答弁でした。 続きまして、福祉保健部関係分で、保育単価の増額について幾らになったのかという質疑に対し、人事院勧告前の旧の単価で11万600円が、新単価については1,100円上がって11万1,700円であるということです。 討論なく、採決の結果、議案第20号のうち、文教厚生委員会に分割付託された関係分については原案どおり可決しました。 議案第21号「平成28年度南島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」については、質疑、討論なく、採決の結果、議案第21号は原案どおり可決しました。 議案第24号「平成28年度南島原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」についても、質疑、討論なく、採決の結果、原案どおり可決しました。 議案第26号「平成29年度南島原市国民健康保険事業特別会計予算」について。 今後、国保の事業主体が県になっていくと聞いているが、いつごろなのか。また、増額されると思われるが、どのように予測されるかという質疑に対し、平成30年4月1日から県の統一化となるが、その調整に向かって検討中であり、税額の差がどれぐらいになるのかというのは、まだ試算ができていない状況であるということです。 その他、幾つかの質疑がありました。 反対討論、賛成討論ともにあり、起立採決の結果、議案第26号は原案どおり可決しました。 議案第29号「平成29年度南島原市後期高齢者医療特別会計予算」についてですが、予算案とは別に意見として、還付金詐欺が最近問題になっているが、これに対する注意喚起、広報についての質問等がありました。 反対討論があり、起立採決の結果、議案第29号は原案どおり可決しました。 次に、長崎県の施策に関する要望・提案に係る市議会からの提案について。 本委員会に関係する分は、「「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」から除外になった構成資産への支援について」と「学校統廃合に伴う廃校施設の解体並びに学校施設環境改善交付金について」であり、このことについて特に意見はなく、企画振興課に報告することに決定いたしました。 最後に、閉会中における委員会の継続調査申し出について議長に申し出をすることに決定し、委員会を終了しました。 以上、審査の過程では、さまざまな意見や要望が出されましたが、理事者におかれましては真摯に受け止められ、今後の事務執行にあたられますようお願い申し上げて、文教厚生委員会の委員長報告を終わります。以上です。(降壇) ○議長(中村一三君)  次に、農林水産・建設委員長の報告を求めます。下田利春委員長。 ◆農林水産・建設委員長(下田利春君) (登壇) 農林水産・建設委員長報告を行います。 去る2月28日の本会議において当委員会へ付託されました議案11件、その他2件について、全委員出席のもと審査をいたしました。 全案件慎重に審査され、採決の結果、全議案満場一致で可決されたことを、まずもって報告をいたします。 なお、提案理由については、本会議で説明があっているので割愛し、審査の過程で出された主な質疑について報告をいたします。なお、金額については極力割愛をさせていただきます。 では、議案順を追って報告をいたします。 議案第2号「南島原市空家等対策協議会条例の制定について」であります。 質疑として、委員の選定は地域住民とか各町ごとに選定をするのか。また、どのような人選組織であるのか。 答弁として、市長、議会代表、自治会連合会の代表者、法務局、不動産等であるとの答弁であります。 質疑。指導、勧告、助言とか、最終的には代執行とかを協議会で決定すると思うが、2年の任期は短いのではないか。また、その根拠は。また、状況は自治会の方が詳しい、連携はどうするのか。 答弁。初年度は空き家対策計画の作成を重視しており、いろんな分野の方をと考えている。今後継続していく中で、地域の方、例えば各町の代表とか変更することは可能であるとの答弁であります。 その他、かなり詳しい詳細まで質疑、答弁、議論が交わされました。 質疑終了、討論なし、採決の結果、議案第2号は原案のとおり可決することに決定しました。 議案第14号「南島原市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について」。 質擬、討論なし、採決の結果、議案第14号は原案のとおり可決することに決定しました。 議案第15号「南島原市公共下水道条例の一部を改正する条例について」。 質疑、討論なし、採決の結果、議案第15号は原案のとおり可決することに決定しました。 議案第18号「市道の認定について」。 質疑として、現地は県道であり、昨年6月の豪雨で被害が出ている。県からも数回来てもらい検討すると前向きな答弁をいただいている。今回市道に認定したら、市で工事をするようにならないのか。その点、県で工事をするという確約は取れているのか。 答弁。市議会の議決を経て、市道認定の告示を行い県へ報告をする。県は6月の議会を目途に県道の廃止を行う。譲渡申請はその後になるので、その間に県のほうで対応をしていただく。 質疑。委員会でも県に対応していただくことが条件になるが、よろしいのか。 答弁。結構です。 賛成討論として、県に工事をさせるとのことですので、市道認定をということをお願いしたいとの賛成討論であります。 議案第19号「市道の認定について」。 質疑。ほかにも県道が残っているが、なぜ全部は譲渡しないのか。 答弁。指摘の箇所は道路につながっていない。また、山止まりであり、利用上の面から今回移譲は受けない。通行については、申請をすれば入れるという答弁であります。 討論なし、採決の結果、議案第19号は原案のとおり可決することに決定しました。 議案第20号「平成28年度南島原市一般会計補正予算(第6号)」、建設部関係。 質疑。新規工事や改良工事は、地元住民が不便だから要望が上がってくる。当初の説明会で、できる要望、できない要望をはっきりとしておかないから、工事に着手してから、こうでもない、ああでもないとの要望が出て、結局工事が遅れ繰り越しになるのではないのか。 答弁。昨年も指摘された。最初の説明会の折、地権者の方や管理者の方にもお願いをしている。繰り越しは29年度9億円あまりが28年度は5億円程度まで減っている。議員の言われるような思いは地元にも伝え、私たちも一生懸命に頑張っているが、やむを得ず繰り越しをしているとの答弁であります。 質疑。5月31日以後、繰り越し計算書を議会に提出するが、その時点までにどれくらい減るのか。また、土地等の問題での繰り越しは何件あるのか。 答弁。年度内完成が6事業8路線である。土地等が絡んだ繰り越しが14事業である。 質疑。道路改良工事費1億5,935万5,000円は、新たに何路線かを工事するのか。 答弁。流末水路の増、家があり利便性が悪いために取りつけ工事等があり、あわせて25路線ほどの増額である。 建設部質疑終了。 次に、水道部より説明。質疑なし。 続いて、農林水産部より説明。 質疑として、繰越明許の分で年度内完成はどれくらいあるのか。治山事業の取り下げの要因は何か。 答弁。農業施設災害復旧事業は、52件中年度内完成が13件、農地災害は、90件中24件が年度内完成。布津漁港整備事業においては、8月か9月の完成になるとの説明を受けました。治山事業の取り下げについては、当初やりたいとのことで要望で予算を取ったが、地元負担が高すぎるということで当事者から取り下げの申請があり、減額となった。 質疑。鳥獣被害の減額の要因は何か。 答弁。ワイヤーメッシュ防護柵はある程度終わった。あとは捕獲に力を入れるとのことで、年々割り当てが減ってきているとの答弁であります。 質疑終了、討論なし、採決の結果、議案第20号のうち、農林水産・建設委員会に付託されました案件については原案のとおり可決することに決定しました。 議案第22号「平成28年度南島原市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)」。 質疑、討論なし、採決の結果、議案第22号は原案のとおり可決することに決定しました。 議案第23号「平成28年度南島原市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」。 質疑、討論なし、採決の結果、議案第23号は原案のとおり可決することに決定しました。 議案第27号「平成29年度南島原市簡易水道事業特別会計予算」。上水道課長より説明。 質疑として、繰入金、地方債で8億4,000万。今後、企業会計になった時にはどのように考えているのかの質疑に対し、一般債、基準外繰り入れ分の取り扱いを、財政と現在協議を行っているとの答弁であります。 質疑。工事をしていく上で、足りないから一般会計から繰り入れ、地方債が必要になるが、使用料の負担など収入も考えるべきではないかとの質疑に対し、使用料の改定は、基本料金を変えないで超過分の値上げの試算は出して検討をしている。 質疑。管の老朽化による布設替えも必要となるが、対策は。 答弁。国の補助がつくよう、アセットマネジメントをもとに計画の見直しを行うとの答弁であります。 ほかに意見として、質疑応答で分かるように、今後膨大なお金がかかる可能性がある。充分その面を配慮して、計画を立てて取り組んでいただきたいとの意見がつけ加えられました。 質疑終了、討論なし、採決の結果、議案第27号は原案のとおり可決することに決定しました。 議案第28号「平成29年度南島原市下水道事業特別会計予算」。 確認質疑がありました。これは、説明確認ですので、内容は割愛いたします。 討論なし、採決の結果、議案第28号は原案のとおり可決することに決定しました。 議案第30号「平成29年度南島原市水道事業会計予算」。 質疑として、加津佐の原水は使用しなくなるので、水質検査費は要らないのではないか。 答弁。別に井戸が6本あり、滅菌は必要である。また、鉄分ろ過機も使用しなければならないので、水質検査費は必要であるとの答弁であります。 質疑終了、討論なし、採決の結果、議案第30号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 長崎県の施策に関する要望・提案に係る市議会からの提案についてでありますが、農林水産・建設委員会関係分については、28年度項目からの大幅な修正や除外、新規の要望はないので、その旨を企画振興課に報告することに決定をいたしました。 閉会中における委員会の継続調査申し出について、議長に申し出することを決定いたしました。 このほか、委員会の審査の過程においては、さまざまな意見や、また理事者に対するいろんな要望等もあっております。真摯に受け止められ、今後の行政運営にあたっていただくようお願いをして、農林水産・建設委員長報告を終わります。(降壇) ○議長(中村一三君)  以上で委員会委員長報告を終わります。 ここで、各常任委員長報告に対する質疑をまとめるため、1時20分まで休憩いたします。     午前11時35分 休憩     午後1時20分 再開 ○議長(中村一三君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 これより、各常任委員長報告に対する質疑を行います。 初めに、総務委員長に対する質疑を行います。3番、小林議員。 ◆3番(小林知誠君)  請願第1号についての質疑をしたいと思います。 今日の先ほどのニュースによりますと、今日の共謀罪について閣議決定がなされたというニュースがありました。それで、総務委員会で、今日、請願第1号については賛成意見、反対意見、討論があったというふうに聞きましたけれども、これちょっとかいつまんで、賛成意見どういうのがあったのか、反対意見どういうのがあったのか、教えてほしいと思います。以上です。 ○議長(中村一三君)  答弁を求めます。1番、田中委員長。 ◆総務委員長(田中次廣君)  それでは、この法案につきましては、反対、賛成、それへの討論がございましたので、私のほうから順次お知らせをいたしたいと、このように思っております。 反対討論なんですけれども、このことについては、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催を控えており、2000年に国連総会で採択された国際組織犯罪防止条約の締結が必要であり、既に187の国と地域が国際組織犯罪防止条約が締結されているということです。 それから、G7でも締結していない国は日本だけであり、国際社会協調としてテロを含む犯罪組織と戦うためにも、このテロ等準備罪を創設し、組織犯罪処罰法改正が必要であるということで、条約の締結が必要であるというように考えますということでございました。 ただし、これの法案は人権やプライバシーなどが制限される法案になる可能性もあり、自由と安全のバランスを考えなければならないことは大切であります。したがって、国会審議により国民の理解と自由と安全が得られるよう十分な審議が必要であると意見をつけて、この請願に反対の討論といたしますということでございました。 それから、賛成討論でございますが、これは非常に恐ろしい法律ということを私は感じるというようなことでございました。危険性を三つに絞るということで、まず、危険性の一つ目が、この法案は憲法で保障されている思想、信条あるいは良心の自由を侵す法案だということです。 それから、二つ目が、世論調査等でもテロ対策ならしようがないというようなこと等で、おそらく法案に対する支持率が高いと思うけれども、これはテロ対策どころじゃない、テロとは全く関係のない法案だということです。 それから、危険性の三つ目は、共謀罪法案というような警察の日常的な監視あるいは密告、そういう社会になってくるということです。そういった恐れがあるというようなことです。 このようなことから、国会に提出される前に、この請願にあるように、法案の国会提出に反対する意見書を出さなければならないというようなことで、賛成討論ということでございました。以上でございます。 ○議長(中村一三君)  3番、小林議員。
    ◆3番(小林知誠君)  ということは、反対討論の方はやっぱりこの法案の危険性というのは十分認識していらっしゃって、国民の権利、こういうのを守るためにも国会での十分な審議が必要であるというふうなこともおっしゃったわけですね。 ○議長(中村一三君)  田中委員長。 ◆総務委員長(田中次廣君)  先ほど申したそのとおりでございます。(「終わります」という小林議員の発言あり) ○議長(中村一三君)  ほかにありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  これで総務委員長に対する質疑を終わります。 次に、文教厚生委員長に対する質疑を行います。17番、山本議員。 ◆17番(山本芳文君)  新規事業なものですので、ちょっと我々もイメージを抱くことができない。議案第20号のアートビレッジ・シラキノ事業についてちょっとお伺いしたいと思います。 まず、このアートビレッジ・シラキノ、この中で、今回は施設の改修工事費が主になっておりますけれども、その後のことについて質疑とかあったのか、お伺いいたします。 まず、招く指導者、そういうふうな人たちのめどがついているのか。それから、その方を招くとした時に、日当とか運賃、そういうようなものはどのような考えを持っているのか。それから、1階にギャラリーがあるということですけれども、そのギャラリーの作品は作者のものか、市のものか。またそういうような公の場所で販売をしていいのか。そういうふうな議論はなかったか、お伺いいたします。 ○議長(中村一三君)  答弁をお願いします。隈部委員長。 ◆文教厚生委員長(隈部和久君)  お答えします。 まず最初に、招聘アーティストのめどですね。まず、ここに白木野小学校にこの計画が持ち上がった一番の要因というのは、やはり北村西望先生生誕の地であるということが一番大きいということも答弁では確かありました。それに南有馬は、ちょっと資料をもらったんですけれども、これは町時代に11年前、さらに13年前、2回、南有馬出身の議員さんはご存じだと思うんですけれども、これも北村西望生誕地現代彫刻プロジェクトということで、この時には建物の中でやるというのではなくて、南有馬町全体を使ったというか、さまざまな場所で、町なかで、彫刻家なりいろんな芸術家によるそういう芸術活動をしてお披露目をするというような活動もあったという、そのような素養がある場でもあるということ。 さらに、セミナリヨ版画展というのも、これは有家町時代から始まったものですけれども、南有馬でも北村西望賞とか古野賞というような芸術的なさまざまな活動もされてきておるということで、白木野小学校をアートビレッジというような形で芸術家を招聘してやるような場所に改修しようという予算でしたんですけれども、今言われた招聘アーティストのめどというのは確かに質問も出ました。それで、西望先生のお弟子さんたちもかなりいらっしゃるし、あとは十数年続いてきたセミナリヨ版画展の審査員をされている先生方等とのつながりもあるので、そういう所から招聘は可能であろうというような答弁でした。 その次は何やったですかね。(「販売、日当とかそういった」という声あり)そういう質問も出ました。全部出ました。とにかく1時間やったものだから、その経費はどんなふうに持つのかとか、生活費とか食事の世話もせんにゃならんとか、この件に関しては、一番最初、私が言ったように、今回のこの予算案というのは、まず廃校舎を活用しようという事業、国の事業に基づく事業ですので、とにかくそういう庁舎内の検討委員プロジェクトの中で、そういう意見が出たので、それに即してあそこを国の補助も半分もらって改修するということであるので、その後の見解というのは、まだ今から委員会等を立ち上げていって、さまざまなことを日本国内で幾つもこういう事例がありますので、そういうのを参考にしてやっていくということで、まだ我々の委員会の段階では、そういう細部のことは答弁できないというような状態でした。 その後、資料も16日にもらって、それに目を通したところ、これはその時の答弁にはなかったんですけれども、例えば、この期間内に、大体3カ月とか2カ月とか短期というか、ずっと永住するわけじゃなくて、その期間、招聘して、その時の芸術家等とでできた作品はそこの管理者のものにしてもらうとか、例えば市が管理者であれば、市にしてもらうとか、NPO法人に委託してればそこにとか、そのような決め方をしている所もあるようです。そういったのも含めて、今後、参考にしながら決まっていくとは思います。どうでしょうか。 ○議長(中村一三君)  17番、山本議員。 ◆17番(山本芳文君)  委員会の中で、あと、よく公共の施設で物品の販売はご遠慮願いたいというのが結構あるんですけれども、その意見はどういうような、出ませんでしたでしょうか。 ○議長(中村一三君)  隈部委員長。 ◆文教厚生委員長(隈部和久君)  白木野小学校跡地を改修した後に、そこで販売はあるのかというような質問はありませんでしたが、これもちょっとほかの事例を見たら、する所もあるようですけれども、別にそれも今から決まっていくことだと思うし、基本的には執行部のほうも担当部も担当課の課長たちも含めて、なるべく特に市内の子供たちも地域の住民も含め、市外の人たちとの交流拠点にしたいという考えは持っておられるので、いろんな今までの公共の施設の縛りにとらわれずにしていってくれるものと私は思っておりますが。 ○議長(中村一三君)  ほかにありませんか。4番、柴田議員。 ◆4番(柴田恭成君)  ちょっと質疑をするつもりなかったんですけれども、今、委員長の説明を聞いていますと、このアートビレッジ、これは約5,000万円ぐらい、今度計上をされておると思うんですよ。その中で、今聞いていますと、いわゆる白木野小学校を利活用することに対しては私はいいことだと思いますけれども、果たしてどのぐらいお見えになるのか、あるいはまたいろんな例えば費用等の問題とか、いろんな問題がまだ全く検討されてないわけですね。これから計画をしていくということですけれども。やはりこういって予算を上げるからには、ある程度の予定をして、計画を立てて、そして私は改修工事をすべきだというように思うんですけれども、その点についての質疑等はなかったのか、お尋ねいたします。 ○議長(中村一三君)  隈部委員長。 ◆文教厚生委員長(隈部和久君)  ありました。(笑声) まあ、というか、どっちかというと建設に係わる話よりも、その後の管理体制、あと維持補修も含めて、その地域との係わりとか、そっちの改修した後に対する質問とか懸念のほうが、ほぼそっちが多かったんですよ。ただ、今回の計画の場合は、29年度に改修して、その後じゃないと思うんですけれども、一応それと並行して実施運営委員会等を設置したり、運営管理者とか選考委員会等の実施体制を整備していったり、その中でいろんな実施方法の検討、招聘期間をどのぐらいの期間にするのか、募集人員を何人ぐらいにするのかとか。あとは、先ほど言われたような、例えば助成金とか寮とか宿泊の使用料とか諸々も、これ支援内容、こういうこと。それに招聘条件ですね、年齢とか、外国人も入れるのかとか国内だけに限るのかとか、ワークショップ等はどのような形でやっていくのかとか。そういうのは当然、今、部局内で検討はしながらと思うんですけれども、とにかく委員会の時には質問は出ましたけれども、明確になかなか答弁ができるようなまだ状況じゃなかったように受け取りましたけれども。 ○議長(中村一三君)  4番、柴田議員。 ◆4番(柴田恭成君)  文教厚生委員会では、この件については、アートビレッジのこの予算ですね、これについて約1時間ぐらいいろんな審議をされたと先ほど委員長から報告がありました。そういった中で、やはり今聞いていますと、やはり5,000万円という予算をかけて改修工事をする。しかし私これは逆じゃないかなと。やはりある程度の計画を立てて、そしてやはりこういう改修工事をすべきであって、改修工事をした後で、今どういった方々がお見えになるのか、そしてまた具体的な対策なんかどういうふうに計画なんかされているのか、そこが全く今見えてないわけですね。 ですから、こういったことをやはり私は最終的には文教委員会で十分そこのところは審議されたと思いますけれども、そこで、何かそういったことで文教委員会としてやはり附帯決議をつけるか、何かそういうことは考えられたんでしょうか。 ○議長(中村一三君)  隈部委員長。 ◆文教厚生委員長(隈部和久君)  附帯決議はつけてないんですけれども、質疑あるいは意見の中で、やはり将来にわたる不安というんですか、これだけの金額をかけて箱物の中を改修してといういわゆる事業であるので、将来これが立ち行かなくなった時の心配という懸念の声も当然出ております。 とにかく執行部のほうとしては、まずあそこの跡地活用といいますか廃校利活用事業で、目的はもう示されているわけです。地域コミュニティーの活性化であるとか、災害時の避難の体育館の連携施設としての活用、あるいは新たな地域活動の創造とか地域伝統芸能の提唱拠点にしたいと。また、芸術文化の振興で幾つか、この中にさまざまな版画展とかいろいろな美術展の入選作品の展示とかももちろん入っておるし、あとは招聘アーティストを市内の学校とか公民館に派遣して、いろんなワークショップを定期的に行うようなということも当然計画には入っております。その先の、それをどのような形でやるのかというのはまだということで、ここまでは一応我々の説明を受けたところです。以上です。 ○議長(中村一三君)  ほかにありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  これで文教厚生委員長に対する質疑を終わります。 次に、農林水産・建設委員長に対する質疑を行います。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  質疑なしと認めます。 これで、農林水産・建設委員長に対する質疑を終わります。 以上で、各常任委員長報告に対する質疑を終わります。 これより、順次、討論、採決を行います。 初めに、議案第1号「南島原市いじめ問題再調査委員会条例の制定について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第1号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第2号「南島原市空家等対策協議会条例の制定について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第2号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第3号「南島原市学校施設整備基金条例の制定について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第3号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第4号「南島原市個人情報保護条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第4号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号「南島原市情報公開条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第5号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号「南島原市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第6号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号「南島原市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第7号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号「南島原市長及び副市長の給与に関する条例等の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第8号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号「南島原市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第9号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号「南島原市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第10号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号「南島原市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第11号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号「南島原市税条例等の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第12号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号「南島原市ゲートボール場及びローンボールス場条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第13号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号「南島原市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第14号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第15号「南島原市公共下水道条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第15号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第16号「長崎県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の一部を変更する規約について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第16号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第17号「長崎県市町村行政不服審査会を共同設置する地方公共団体の数の減少及び規約の一部を変更する規約について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第17号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第18号「市道の認定について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第18号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第19号「市道の認定について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第19号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第20号「平成28年度南島原市一般会計補正予算(第6号)」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。19番、桑原議員。 ◆19番(桑原幸治君)  日本共産党議員団を代表して、議案第20号「平成28年度南島原市一般会計補正予算(第6号)」について反対の討論をいたします。 この補正予算には、アートビレッジ・シラキノ事業に5,000万円が計上されており、この事業の概要、目的については次のように説明をされています。旧白木野小学校をアーティスト・イン・レジデンスの拠点施設として、地域住民の連携と協働により整備し、若手芸術家の発掘・育成を図るとともに、芸術家と地域住民等との交流活動を行うことにより、芸術や異文化についての相互理解を深め、新たなきずなを作り、持続可能な地域社会の実現に向けた創造性豊かな地域づくり・人づくりを目指すと説明されています。そのために、白木野小学校校舎を改造し、3階を宿泊施設、2階を制作室、1階を食堂、風呂などとし、その他交流室なども設置すると説明をされております。それらの改造費として5,000万円が計上をされております。 私はこの事業の目的に異論はありませんが、今後の事業展開に疑問を感じています。改造費用としては国が地方創生で2,500万円を補助してくれるとしても、市も2,500万円を支出しなければなりません。整備後の運営についても運営をどうするのか、維持管理費がどれだけかかるのかなどの基本的な計画がなされていません。地域住民との交流活動の計画も不十分であり、若手芸術家の招聘についても確実性に乏しいなど、不透明な点が多くあります。この事業は今後、施設の維持管理、事業の展開に莫大な市の負担が必要になるのではないか、そういう疑問がございます。謳い文句はいいが事業は成功するのか、また長続きできるのか、そういう疑問もあります。これらの疑問に市当局は明確に答えることができません。見通しの立たない事業に多額の税金を投入するのでなく、そのお金は住民や市民が望んでいる事業に回すべきではないでしょうか。 以上で議案第20号に対する反対討論を終わります。 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。4番、柴田議員。 ◆4番(柴田恭成君)  議案第20号「平成28年度南島原市一般会計補正予算(第6号)」について賛成討論をいたします。 先ほど文教厚生委員長の報告を聞きました。それで、私が附帯案件を本当はつけるべきであったなというふうに反省をいたしております。 そこで、この補正予算には総額5億1,447万円計上されております。この中には、例えば小学校の設備改修事業、あるいはまた中学校の校舎の設備改修事業、あるいはまた高齢者施設等の国の第2次補正による要するに防犯カメラ等の設置、こういった予算も計上されております。ですから、こういった学校設備のいわゆる教育関係の整備、こういったものも計上されておりますので、この予算は私は通すべきだと。 ただ、問題は、今、反対討論もありましたけれども、5,000万円といういわゆる公金を使って、この中には国の補正が2,500万ぐらいありますけれども、やはりこういった大金を使って改修事業をされるんであれば、この5,000万円が無駄にならないように、やはり今後は活かしてくるように、小学校の利活用を本当に目的が果たせるように、これからは計画をし、そして執行をしていただくことを意見をつけて賛成をいたします。 ○議長(中村一三君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  以上で討論を終結します。 これより議案第20号を採決します。各常任委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(中村一三君)  起立多数です。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第21号「平成28年度南島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第21号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号「平成28年度南島原市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第22号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第23号「平成28年度南島原市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第23号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第24号「平成28年度南島原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第24号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第25号「平成29年度南島原市一般会計予算」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。19番、桑原議員。 ◆19番(桑原幸治君)  議案第25号「平成29年度南島原市一般会計予算」について反対の討論をいたします。 平成29年度予算には、必要な事業、評価すべき点が多々ありますが、当初予算300億円の事業配分の見直しや200億円のため込み金を活用して市民要求の強い事業の実現を図るべきだと考えます。 第1は、市民の高齢化、貧困化が急速に進んでいる中で、高齢者対策、子育て支援対策が不十分だと思います。タクシー・バス利用券の枚数増や公共交通網の充実、施設入所者への補助制度の創設、生活保護や就学援助制度の拡充、学校給食費への助成、子供医療費の完全無料化などの実現が急がれます。また、市長の理念である住みたいまちにするためには、親子でゆっくり楽しめる公園、赤ちゃんから高齢者、障害者も楽しめる温水プールの建設を急ぐ必要があります。 第2は、市民の最も強い要望である国保税や介護保険料の引き下げがなされていないことであります。一般会計から繰り入れて、国保税の増税を抑えようとしている姿勢は大いに評価をいたしますが、もう少し繰り入れを増額して国保税の引き下げに踏み切るべきだと考えます。 さらに、異常に高い国保税の最大の責任は国にありますので、国の負担増を強く要求すべきであります。しかし、その姿勢が見られないのは残念であります。 第3は、緊急性のない工事はやめるべきです。加津佐町農免道路花房展望所の隣接地に6,800万円かけてトイレ設置、駐車場造成のための工事を行おうとしていることであります。トイレ建設など完成までにはさらに工事費が必要になります。莫大な予算を費やして造る緊急性はないと考えます。当初予算からは削除し、市民要求の強い事業の実現に回すべきです。 第4は、相変わらず大型事業推進の立場に立っているということであります。長崎新幹線や三県架橋など不要不急の事業には反対すべきではないでしょうか。 以上で反対討論を終わります。
    ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。4番、柴田議員。 ◆4番(柴田恭成君)  議案第25号「平成29年度南島原市一般会計予算」について賛成の立場で討論をいたします。 今回の予算は、平成29年度の当初予算であります。当初予算でありますから、本市にとって1年間の歳入歳出予算を計上されております。トータルは299億9,573万5,000円、この中には、ただいま反対討論でありましたけれども、いろんな例えば花房公園のトイレ等の問題、これはおっしゃいましたけれども、これは今回の本日の議会の冒頭、市長のほうから、この予算につきましては保留をし、よく検討しますということで、私たち議会の意見も聞いていただいて、冒頭でそのように保留をするというふうに明確に答弁をされております。 そしてまた、この予算の中には、皆さん方もご承知のとおり、農道整備費の中でも、例えばいろんな市民からの要望に応えて、その整備費の予算も計上されております。そしてまた市民の皆さん方から非常に多い市道改良事業につきましても約58路線、この中には小規模改良等も入っておりますけれども、これが3億8,000万、あるいはまた防災行政無線が3,300万、そしてまた小学校施設整備、これが約2億4,000万、あるいはまた中学校の整備等で約4,000万、教育振興費約5,300万、こういった市民の皆さん方が要望されておりますいろんな1年間の事業に対する予算が計上されています。この予算を299億ぐらいの予算を私たち議会が否決しますと、それはあまりにもやはり議会として無責任というふうに私は思います。 当然、この中には先ほど反対討論もありましたけれども、花房公園のトイレ等は市長もそこはよく考えられて保留をし、もう一回よく検討するということも私たちはいただいておりますので、この予算はやはり私たちは通すべきということで、賛成の立場で討論といたします。 ○議長(中村一三君)  次に、反対討論の発言を許します。5番、高木議員。 ◆5番(高木和惠君)  議案第25号ですね。先ほどから反対討論、賛成討論、聞きました。私も今回、反対討論をいたしますけれども、その予算は、29年度の予算としては賛成したいと、両手挙げて賛成したいというような私は予算を求めておるんですが、前回も保留と、今回も保留という事業があります。予算を立てる時には、やはり職員さんたち担当とヒアリングをして、そして確実に市長の判断を得て出された予算であれば、私は貫いてほしいと思います、保留しないでやるんだと。 その一つの理由としては、保留すると説明があった時に、この場所としては3カ所を選んだと。その3カ所を改めてまた考えられるんですかと聞いたんですが、多分この場所にこれだけの予算をつけられたのは、その場所が見晴らしがよくて、休憩場所にもいいし、トイレもいいと。トイレだけの設定じゃなくて、私は見晴らしもいいというところでここを設定されたと思うんですが、保留にされて今後どうされるのかというのを私ちょっと心配になりますので、その辺のところで今このような発言をさせていただきました。 それと、もう一つ、給食センターですけれども、今、全ての給食センターを廃止して、1カ所に大型給食センターを龍石に建てると。龍石に建てるということに対してでも、議会からは、あそこの道路の拡幅とか、いろいろ用地交渉もしなけりゃならないというような意見を出しておりましたけれども、今回の説明では、龍石小学校の体育館、校舎、この解体費用を計上していますということで、用地とか道路の拡幅に対しての進捗状況を聞いたんですが、それに対しては今コンサルタントに投げているということで、全くそのことについて私たちは分からない。その時点で、もう既にこの解体工事費が計上されているということで、市民の人に納得してもらうとには、まだまだ私はちょっと足りないと思いましたので。 それと、もう一つ、自治会活動補助金については、私よりも市長のほうが見直すという回答でしたので、どのように見直されるのかなと思っていたんですが、なかなかそのことが分からなかった。今回のこの予算書に対しては、自治会活動補助金が自治会活動交付金という形になっております。そのことについて質疑があっていましたけれども、あまりその場では分かりにくかったんですが、今日の委員長の報告によって、補助金よりも交付金がよかろうというようにしてかえられたという説明がありましたけれども、交付金ということになれば、法または条例等によって定めるということを私は知っておりますけれども、条例改正も条例の制定もありませんでしたけれども、担当によれば要綱を今変えていますという答えでしたけれども、やはり一般質問でも複数の議員が質問しているんですから、そういうことであれば手前で少し説明いただきたかったなということもあります。 もう一つは、一般質問で市長から公表ができると答弁をもらっておりました予算計画書、実績報告書、これをとりあえず今回の予算の根拠としては5,500万ですね。多分毎度のこと、前回支給された金額をもとにして計上されていると思ったので、そういうのを提出してくださいという委員長に申し出をしました。担当は、出すけれども、枚数が多いということで懸念がありましたので、私は閲覧でも結構ですと、百歩譲って閲覧でも結構ですと言ったんですけれども、明くる日、委員長から出せないと。出せない理由が私は納得できないんですが、出せない理由としては…… ○議長(中村一三君)  高木議員、まとめて討論してください。 ◆5番(高木和惠君)  はい、分かりました。個人情報ということでしたけれども、出せないという理由が今回の条例の議案の4番で、個人情報というのはこういうものだということを明確にした条例案が出ています。そういうのも入れれば出せない理由が私は納得できませんので、もうこれで終わりますけれども、この財源、自治会活動補助金の財源が過疎債ということで、そして補助金の返還がないように行政が指導しておるということを知ったので、私はこの当初予算の予算書には今回は反対ということでいたします。 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  以上で討論を終結します。 これより議案第25号を採決します。予算審査特別委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(中村一三君)  起立多数です。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第26号「平成29年度南島原市国民健康保険事業特別会計予算」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。3番、小林議員。 ◆3番(小林知誠君)  平成29年度南島原市国民健康保険事業特別会計予算についての反対討論を行います。 国民健康保険税は公務員や会社員などの保険料と比較しても2倍近くの高さになっております。私たち、日本共産党議員団が実施をしましたアンケートでも、市政への要求の1位が国保税などの税金の引き下げでありました。今、国保税加入世帯の約5割が住民税非課税という大変苦しい生活を余儀なくなされております。市当局担当課などで市民の健康増進、健康診査の推進など懸命の努力をなされていることには敬意を表します。しかし、その努力にもかかわらず、国保会計が年々赤字が増大し、破綻に直面している原因は、国保加入世帯の貧困化による税収の減少、高齢化による医療費の増加、医療技術の高度化などによる医療費の増加等があげられます。最大の原因は、先ほど桑原議員も発言されましたけれども、国が責任を果たさず、国庫負担割合を半分にまで引き下げたことが最大の原因であることは明らかです。しかし、当面、国の負担率を戻すまで待つゆとりはありません。平成29年度国保特別会計予算には、一般会計から約4億円の繰り入れを行って、予想される国保会計の大幅赤字を補填し、国保税の引き上げを避けようとしている姿勢は高く評価します。あと一歩進めて、市の積立金200億円を有効に活用すれば、国保税を引き下げ、市民の切実な要望に応えることができると思います。 しかしながら、市長の答弁では、高過ぎる国保税の引き下げはなされそうにないという、こういうことで反対討論といたします。 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。5番、高木議員。 ◆5番(高木和惠君)  いつも国保引き下げだけの問題を言われるんですが、私はこの制度に対しては本当に賛成されていると思います、皆さんがですね。それは高いのは本当に高いというのは聞くんですが、一般会計からここに4億円も入っているんですね。それ以上にというのも私は一般会計はいろんな方のために、いろんな事業に使わなければならないということで、引き下げはもちろん皆さんが期待もされるし喜ばれると思いますが、国保税の使い方、ここを考え、見直してもらいたいとか、この辺のところも啓発ですね、皆さんがどうすれば国保税の負担が軽くなるかということに力を入れていただきたいというようなことを思いまして、今回は賛成討論といたします。 ○議長(中村一三君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  以上で討論を終結します。 これより議案第26号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(中村一三君)  起立多数です。よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。 ここで、14時30分まで休憩いたします。     午後2時20分 休憩     午後2時30分 再開 ○議長(中村一三君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、議案第27号「平成29年度南島原市簡易水道事業特別会計予算」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。3番、小林議員。 ◆3番(小林知誠君)  3番、日本共産党の小林です。 議案第27号「平成29年度南島原市簡易水道事業特別会計予算」について反対討論を行います。 この特別会計も平成29年度で終わり、平成30年度から水道会計へと移行します。水道部長の答弁でも明らかなように、水道会計になったら、欠損が出たら水道料金の値上げにより欠損を解消すると、最終的にはこのようになります。 簡易水道事業特別会計では、会計に欠損ができた場合は一般会計から繰り入れができ、料金値上げを防止することができます。平成29年度会計でも3億7,000万円の繰り入れが行われています。30年度からは独立採算制度の水道会計になり、この繰り入れができなくなります。欠損が出た場合は、最悪の場合、水道料金の値上げになります。 平成29年度で終わる平成29年度南島原市簡易水道事業特別会計予算は、公営企業の水道事業会計につながるものなので反対いたします。 以上で反対討論を終わります。 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  以上で討論を終結します。 これより議案第27号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(中村一三君)  起立多数です。よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第28号「平成29年度南島原市下水道事業特別会計予算」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第28号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって議案第28号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第29号「平成29年度南島原市後期高齢者医療特別会計予算」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。3番、小林議員。 ◆3番(小林知誠君)  3番、日本共産党の小林です。 平成29年度南島原市後期高齢者医療特別会計予算に対する反対討論を行います。 皆さんもご存じのように、この制度は、75歳以上の高齢者を国民健康保険等から強制的に引き離し、別の医療制度に囲い込むものになっております。 まず、75歳以上になると、受けられる医療が制限される別建て診療報酬になっています。 二つ目に、保険料は年金から強制的に天引きされ、医療費が増えると保険料が引き上げられる仕組みになっております。 三つ目に、高齢者であっても保険料を払えない人からは保険証を取り上げると、こういうものになっています。 後期高齢者医療制度は、高齢者の医療を差別する現在のうば捨て山制度と言われてもおかしくないものです。このような内容を持つ制度に基づく予算であるので、反対いたします。 以上で反対討論を終わります。 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  以上で討論を終結します。 これより議案第29号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(中村一三君)  起立多数です。よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第30号「平成29年度南島原市水道事業会計予算」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第30号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。 次に、請願第1号「「共謀罪(テロ等準備罪)」法案の国会提出に反対する意見書提出を求める請願」に対する討論を行います。 総務委員長の報告は不採択です。 討論は、初めに原案を採択することに賛成する議員の発言を許します。3番、小林議員。 ◆3番(小林知誠君)  趣旨についてはもう議員の皆さんには配っておりますので、読んでいただけたと思います。そのほかについて、2点ほど討論をしたいと思います。 まず、共謀罪法案は、今日も昼のニュースでありましたけれども、一応閣議決定されたとニュースがあっておりました。この共謀罪法案は、憲法で保障された思想、心情、内心の自由を犯すと、これが最大の問題点であります。 近代刑法では、被害が出た場合に、その犯罪行為を処罰することが原則となっております。しかし、共謀罪では、事件を起こす前の合意、話し合って決めることを犯罪とするため、話し合いを捜査することになります。話し合いを捜査するには、市民の会話、電話、メールなどの盗聴が大きな役割を果たします。ですから、日常的に会話を盗聴する捜査が行われる恐れが出てきます。また、おとり、いわゆるスパイの捜査員を団体に潜入させ、共謀罪を成立させることも可能になります。 今朝、西日本新聞に私の言いたいことが載せられておったので、この新聞記事を紹介したいと思います。皆さんもご存じのように、オリバー・ストーン監督の映画「スノーデン」を見られたでしょうか。米国家安全保障局NASAが、一般市民数百万人の通話記録を無差別に収集していた事実を暴露したエドワード・スノーデン氏の行動を映像化したものです。米政府側は、後にその事実を認めており、架空の物語ではないということがわかりました。 また、この前は、北朝鮮の金正男氏が毒殺されたシリーズが繰り返し放映されました。空港内に設置された監視カメラが複数の角度から現場を撮影していた事実が示すとおり、あらゆる所に監視の目が張り巡らされております。 監視カメラの設置自体は特に驚くべきようなことではないのかもしれません。ただ、公の場でなく個人の領域となれば別であります。憲法が保障する内心、思想、信条の自由を侵略する恐れがあるからです。 昨年の夏の参議院選では、大分県警別府警察署が、社民党の支持母体が入る建物の敷地に無断で監視カメラ2台を設置したことが明らかになりました。出入りする捜査対象者を特定するために、より対象に接近したいという願望が形になった違法行為であります。 過去3度廃案になった共謀罪の構成要件を絞り込んだテロ等準備罪を新設する組織犯罪処罰法の改正案が、今日21日、閣議決定されました。誰が、いつ、どこで、何をたくらむのかと、犯罪の既遂や未遂ではなく、事前の合意段階で立件するためには、監視と内部情報の収集が鍵を握ります。いわば、心の中をのぞき込むことから捜査が始まります。警察や情報機関が危険、怪しいと疑ったら、その人もその周囲も丸裸にできる監視システムは、既に目の前にあります。テロ等準備罪の新設は、そうしたシステムの乱用にお墨つきを与えてしまう危険性を大いにはらんでいます。 国会議員で問われるのは、そこまで危険な法律が本当に必要なのかどうかという点であります。安倍晋三首相が言うように、この法律がなければ東京五輪・パラリンピックは本当に開催できないのかと、国際組織犯罪防止条約を批准できないのかと。現行法では、テロ行為に対処できないのかと。いずれも本案を通すための後づけに過ぎないことは、金田勝年法務大臣のこれまでの答弁でも明らかであろうと。戦後一貫して、共謀罪を廃案としていた国会の理性と良識は今や生きているのでしょうかと。今、国会議員の人権意識が問われようとしていると。 同じように、このことは私、市会議員にも当てはまるものではないかというふうに思います。 以上で賛成討論を終わります。 ○議長(中村一三君)  次に、反対討論の発言を許します。6番、吉田議員。 ◆6番(吉田幸一郎君)  共謀罪(テロ等準備罪)法案の国会提出に対する意見書の提出を求める請願についての反対討論を行います。 我が国は、2020年に東京オリンピック・パラリンピックの開催を控えており、2000年に国連総会で採択された国際組織犯罪防止条約の締結が必要であり、既に187の国と地域が国際組織犯罪防止条約を締結されています。G7を見ても、締結していないのは日本だけであり、国際社会と協調してテロを含む組織犯罪と戦うためにも、このテロ等準備罪を創設し、組織犯罪処罰法改正が必要であります。国際組織犯罪防止条約の締結が必要だと考えております。 また、適用される犯罪も与野党からの指摘により、現行法の676から277件になりました。2月の時事通信の世論調査では、共謀罪の構成要件を改め、テロ等準備罪を創設するとのアンケートでは、賛成66.8%、反対15.6%であり、このようなことも含め、私はこの請願は不採択すべきであると考えます。 しかしながら、この法案は、人権やプライバシーなどを制限する法案になる可能性もあり、自由と安全のバランスを考えなければならないことは大切であります。国会審議により、国民の理解と自由、安全が得られるような十分な審議が必要であると意見をつけて、この請願に反対討論といたします。 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。19番、桑原議員。 ◆19番(桑原幸治君)  19番、日本共産党の桑原です。 私は、共謀罪(テロ等準備罪)法案の国会提出に反対する意見書提出を求める請願に賛成の討論をいたします。 先ほど、この請願の紹介議員である日本共産党小林議員から賛成討論がありました。私は、それを補足する立場で、この請願に賛成の討論をしたいと思います。 政府は、国際組織犯罪防止条約を承認するためには、テロを取り締まる共謀罪法案の制定が必要だと主張してまいりました。しかし、国際組織犯罪防止条約が取り締まりの対象としているのは、金銭的な、あるいは物質的な利益を目的として組織された暴力団やマフィアであって、テロ集団を対象にしたものではありません。これは誤解しないようにしていただきたい。この条約はテロ防止とは無関係です。ところが、この条約がテロ防止条約であるかのように見せかけ、国民をだまそうとしております。テロ対策条約としては、既に13の国際的な条約ができております。 次に、政府が持ち出しているのは、共謀罪が成立しないと、東京オリンピックもパラリンピックも開催できないという口実であります。国会で安倍さんが得意そうにそういうことを述べております。しかし、現行刑法においても、内乱予備陰謀罪、外患に関する予備陰謀罪、殺人予防罪、強盗予備罪、放火予備罪、凶器準備集合罪、爆発物取締罰則など、多くの特別法があり、未遂以前の段階から処罰が可能な立法がなされており、テロ対策として不足している点はありません。テロを否定する国民感情を利用して、ここでも国民を欺こうとしております。 また、共謀罪の対象を600件以上から二百数十件に絞ったから一般市民などは対象とならないなどと主張をしております。しかし、対象を幾つに絞ろうとも、また、共謀罪法案の名称をテロ等準備罪などと変えてみても、その本質は、国民の思想、信条、内心の自由を侵すものでありまして、憲法違反の立法に変わりはありません。 テロ等準備罪は、一般市民の監視や取り締まりを本質としております。世論調査はテロ等準備罪に賛成が多数だということで、法案制定に賛成する主張もございます。しかし、世論調査の結果は賛成が多いものもあれば、反対が多いものもあります。皆さん方もインターネットでご覧になれば、いろんな所の世論調査の結果が載っております。メディアによってまちまちであります。 共謀罪のどこを強調するかで結果が異なってくると思われます。テロ防止のためということが強調されれば、当然賛成が多い結果になるようであります。地方新聞が参加している共同通信によると、最近の調査では、1月の結果を逆転して、反対が45.5%、賛成は33%になっています。東京新聞世論調査では、これも逆転で反対45%、賛成33%となっております。いずれも反対が多数です。政府の答弁の曖昧さ、法案の内容の理解が増えるにしたがって、懸念を持つ人の数が増えているようであります。 政府がいろいろとこじつけ、国民にうそを言ってまで共謀罪(テロ等準備罪)法案を提出し、成立させようとしているのはなぜか。その狙いをどのように受け止めるかは人によってそれぞれ違うと思いますが。 ○議長(中村一三君)  桑原議員、まとめてください。 ◆19番(桑原幸治君)  あとちょっとです。 私は、安倍政権が教育基本法を改定し、秘密保護法、安保法制を強行採決し、さらに、世界に誇れる日本国憲法の改悪を目指す流れの中で、この法案を考えるべきだと思います。 国民の目や耳を塞ぎ、自由にものが言えなくなるようにして戦争に突き進んでいった過去の体験を改めて振り返る必要があると思います。 以上で、この請願に対する賛成討論を終わります。 ○議長(中村一三君)  次に、反対討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ほかに討論はありませんか。12番、中村議員。反対討論ですね。 ◆12番(中村久幸君)  反対討論です。 国は、国民の命を守る義務があるということで、国を守るためには、今の情勢、前はそれは要らなかったかもしれんけれども、今の世界情勢を見たときも、いかに国を守るかということに対して、事前にできる、防止するため、起きてからしまったというわけにはいかないというところでこの制定をしているわけです。しかも、日本のこの法律的な面でいきますと、とにかく法律で決めておかないと動けない状況、自衛隊もいっしょですけれども、できることを謳っておらないとできないというこの仕組みがありますので、事前に国民を守るためにこういうのを作っておくということは、私は重要だと、人それぞれ受け取り方はあるかもしれませんがと今言われましたけれども、私はそのように受け取っておりますので、この請願には反対とさせていただきます。 ○議長(中村一三君)  ほかに討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  以上で討論を終結します。 これより請願第1号を採決します。この採決は起立によって行います。本件に対する総務委員長の報告は不採択です。請願第1号を採択することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(中村一三君)  起立少数であります。よって、請願第1号は不採択とすることに決しました。 日程第32、諮問第1号「人権擁護委員候補者の推薦について」と、日程第33、諮問第2号「人権擁護委員候補者の推薦について」の2件を一括議題といたします。 順次、討論を省略し、採決いたします。 まず、諮問第1号「人権擁護委員候補者の推薦について」は同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、諮問第1号は同意することに決しました。 次に、諮問第2号「人権擁護委員候補者の推薦について」は同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、諮問第2号は同意することに決しました。 吉田幸一郎議員が早退をされましたので、ご報告をいたします。 日程第34、議案第31号から議案第69号まで「損害賠償の額の決定について」の以上39件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、本日追加提案をいたしました議案第31号から議案第69号につきまして、その概要をご説明申し上げます。 議案第31号から議案第69号は、平成18年4月から平成29年2月の期間において、公用車の事故に起因して支払った損害賠償の額の決定について、地方自治法第96条の規定により、議会の追認議決をお願いするものでございます。 内容につきましては、この後担当部長より説明をさせますので、何とぞよろしくご審議をいただきますようにお願いを申し上げます。 以上でございます。(降壇) ○議長(中村一三君)  引き続いて、担当部長から説明を求めます。宮崎総務部長。 ◎総務部長(宮崎太君)  議案第31号から第69号を説明させていただきます。 議案第31号から議案第69号「損害賠償の額の決定について」でございますけれども、損害賠償の額の決定に際しましては、賠償額が50万円以下か、あるいは50万円以上かで専決処分をして報告するのか、あるいは議決事件として上程すべきかを判断する必要がございます。 今回上程しました議案につきましては、公用車による交通事故による損害賠償の額の決定の議案でございますけれども、交通事故の場合、市が加入をしております保険会社から相手方に対して、市の会計を通さず直接支払われるために、議会の議決事件であるという認識が薄く、専決処分としての報告も、また議決も経ておりませんでした。 このようなことから、合併後の平成18年4月から本年2月までの間に発生した公用車事故につきまして、本議会において損害賠償額の決定の追認議決をお願いするものでございます。 認識が甘く、このような事態を引き起こしましたことにつきまして、心よりおわびを申し上げます。 以上で、議案第31号から第69号の説明を終わります。よろしくご審議くださいますようお願いをいたします。 ○議長(中村一三君)  これより、議案第31号から議案第69号まで一括して質疑を行います。 質疑ありませんか。3番、小林議員。 ◆3番(小林知誠君)  全協でも説明を受けたんですけれども、今度の専決も交通事故50万以上、新しく出ましたよね、それも含めると約40件の事故なんですよね。18年度からということで10年間で40件と。これは保険から金を払うからいいんだというものじゃないと思うんですよ。やっぱり交通事故を起こしたと、これも40件も10年間であると。このことを市長はどのように受け止めていらっしゃるか聞きたいと思います。 ○議長(中村一三君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  公用車による事故の今こういう数ですね、これは大変重大なことだというふうに受け止めております。 ○議長(中村一三君)  3番、小林議員。 ◆3番(小林知誠君)  それは職員の方も事故を起こそうと思って起こしたんじゃないということは分かっています。しかし、やっぱりあまりにも多過ぎるというふうに思うんです。だから、今後、やっぱり事故防止のためにどういうふうな指導、対策を考えていらっしゃるのか、また、されたのか、あったら教えてほしいと思います。 ○議長(中村一三君)  山口副市長。 ◎副市長(山口周一君)  職員に対しましては、常日ごろから交通事故防止、それからまた飲酒運転の防止について啓発をしているところでございます。また、他市等でも事件、事故等があったときには、その報告を各職員にいたしまして、共通掲示板等でその様子を知らせておりまして、そういうことで職員に対しては啓発を図っているところでございます。 今後につきましては、警察等とも協力して、職員の事故防止について研修等を実施していきたいというふうに考えております。 ○議長(中村一三君)  5番、高木議員。 ◆5番(高木和惠君)  質疑としては、公用車の台数を教えていただきたいと思います。各部署に対して分かれば台数。私はちょっと全協に出ていませんでしたので、その時に説明されたと思いますけれども、私にも説明してください。 職員が事故を起こしたということを、職員が事故を起こした場合に、公用車だから議会の議決もせんでもいいというようなことが今ちょっと出ましたけれども、それを正当化されていたんでしょう。しなけりゃならないのを忘れたとか、しなければならないけれどもしなかったという、今気づいたというのである、そうなのか、なぜ今ここにこういうのを上程されたのかというような説明をもらいたいと思います。 ○議長(中村一三君)  答弁、宮崎総務部長。 ◎総務部長(宮崎太君)  公用車の台数につきましては、申し訳ございません。 二つ目のご質問を先に申し上げます。 今なぜ出したのかというふうなことにつきましては、2月だったと思うんですが、雲仙市のほうで、同じようなことで報告をしていなかったというふうな記事が出ました。それで、うちとしてもどうかということで調査をさせました。その結果、あるということで、そういうことで今回こういう形で議案として出したものでございます。 通常、例えば、道路の瑕疵とかがあって車に損害を与えたというのがございます。それについては通常出しているわけです。これはなぜかといいますと、その損害賠償金といいますか、それが一般会計に入ってくるわけですね。それを今度は払うというふうな形で、会計上見えるものですから。ところが、この交通事故については、直接保険会社から相手方にいくということで、そこら辺の認識がまだなかったということで、今回ちょっと手落ちだということで非常に反省をしているところでございまして、今後はもうこういうことがないようやりたいというふうに考えているところでございます。 それと、公用車の台数は、全部で252台でございます。ちょっと詳細についてはちょっと分かりません。(「軽と乗用車は分からんと」という高木議員の発言あり) ◎総務部長(宮崎太君)  ちょっと分かりません。 ○議長(中村一三君)  5番、高木議員。 ◆5番(高木和惠君)  過去に、私のほうには通報というかあったことを私がここで述べたかなと思うんですが、実は、南島原市と書いてある車が相当スピードを出していっておったとか、途中コンビニに寄ったとか、そういうのがあるんですよ。報告というか、私がよくしゃべるものですから、高木さんとにかくどがんかしてくれろとか注意してくれろとかというような形で入るんですが、ここで、一般質問にそういうのを細かくはなかなか言えないということで、そういう時期があったら伝えようという心構えはあるんですけれども。 こういう職員が交通事故を起こした場合は、職員に対しては、個人の事故というのはどちらが悪いかというのはあるんですが、その事故を見て、職員の不注意だったという結果が出た場合は、職員に対してはどういうふうなことを求めるのか、その辺のところをちょっと聞きたいなと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(中村一三君)  山口副市長。 ◎副市長(山口周一君)  基本的には、各事故が起きた場合に、各所属長を経由して私たちのほうに報告がございます。それに対しまして、口頭注意なり何なり担当のほうからやっていると、担当課長あたりからやっているということでございます。ただ、重大事故になりますと、懲戒等の対象になることもございますので、そういう場合は、委員会を開いて厳重な注意なり懲戒をするということになると、そういうことでございます。 ○議長(中村一三君)  5番、高木議員。 ◆5番(高木和惠君)  重大事故は私たちが黙っておってもそれこそ分かるんです。自分たちでされることは分かるんですが、ただ、ちょっとした事故といってでも、職員の責任として、自分たちは、私たちの場合はもう自分たちにかかってきます、負担に。事故した場合は保険をかけておっても保険はなるべく使わないように保険会社は言ってくるんですよね。何のための保険をかけているのかなと思うんですが。 たびたび、ここでただ額を決定すると、その額は保険をかけているからということなんですが、1回私も聞きました。これだけ頻繁にちょこちょこ事故があったら、保険料は上がるんですかと言ったら、上がりませんとおっしゃるんですよね。でも、私たちの場合は、そういうことにつながるから、余計自分で自覚もしているんですが、職員には何のおとがめもなく、負担もなく、成績にも係わらない。課長、部長、管理者の立場にも影響するのかどうかとかね。 こういうのは、職員の事故の場合には数を数えるというんじゃないけれども、何回ぐらいこの職員はこういうことをするのか、やはり、そういうのも一つの指導とするのには適しているかなと思うんですが、そういうのはされていないのか、努力事項としてですよ。今、そういうのはちょっと聞こえませんでしたけれども。やっぱり真面目な職員、事故を起こさないように、それは誰でも思うんですが、起こった場合には、本人が一番分かると思うんです。注意しておったけれども、やむを得なかったと、だからしようがないと。 そういうことだから、そういうところをもっと、その辺は市長でもいいですけれども、もっと職員にスピード違反をせんように、捕まらなければ表に出てきません。飲酒運転もいっしょなんですよね。事故を起こした場合には、ちょっとして飲んでおってもすぐ表に出ますけれども、事故を起こすのではなくて、ちょっと飲んでおっても分からないと。そういうのが積み重なって大きいことにもなりかねないと思うんですが、もっとその辺のところについて協議をされてはどうかなと思うんですが、今のでもう終わりですかね。今、副市長が答弁されましたけれども。よかったら市長からでも一言お願いしたいんですが。 ○議長(中村一三君)  山口副市長。 ◎副市長(山口周一君)  先ほどご説明しましたとおり、機会を捉えて職員には飲酒運転しないようにとか、事故には注意するようにとかいうような格好で啓発しているところでございます。 事故を起こした職員に対して、ある意味でペナルティーをというふうなお話もありますけれども、職員も議員お話のとおり、事故を起こしたくてやったものじゃないと思います。そういうことで、重大事故、重大な過失があった場合等は、ある意味では処分も必要かも分かりませんけれども、現状では、そういうふうな大きな事故じゃない限りは処分が出ないというのが現状でございます。 ただ、議員から話がありましたように、職員に対しては常に啓発をしながら、また、研修をしながら今後とも努力していきたいというふうに思っております。 ○議長(中村一三君)  どうぞ。11番、井上議員。 ◆11番(井上末喜君)  安全運転管理者もいらっしゃると思います。こういう人たちの講師のもとに、安全運転教育とか、それでまた、何か事故を起こしたらペナルティーというところで、黙っておったら、私は民間の会社におったんですけれども、よく車を当ててきたり事故をしてきたりするんです。黙っておったらだんだん大きくなって人身事故まで起こしてきて、これじゃいかんということで、どうしても避け切れない事故は会社が負担すると、でも、運転手のミスでした事故は、車を当てたのも自腹で修理をしてもらうと、こういう規則を設けて張り出してしたら、事故がばっと減ったんですね。ほとんどなくなったんですよ。 だから、自分が自腹を切るとなれば用心もするしスピードも出さない。そんな個人の会社も役所も同じじゃないでしょうか。それで、やっぱり大きい事故を起こしたら降格するとか、何かのペナルティーを充てないと事故は減らないと思います。 大事なお子さんを亡くしたりとか、悲惨な事故がないように指導を、今後ますます事故のないような指導をしていただきたいと思うんですけれどもいかがでしょうか。そのために安全運転管理者もいると思うんですけれども。 ○議長(中村一三君)  山口副市長。 ◎副市長(山口周一君)  今、高木議員のご質問にも答弁させていただきましたけれども、管理者を含めて、先般も警察の交通課長さんとお話をしました。どういうふうにしていったらいいのか、警察の指導も仰ぎながら講習等も実施したいと思っておりますので、今後とも議員の皆さん方も含めて、何かお気づきの点があれば教えていただきたいというふうに思っております。 ○議長(中村一三君)  井上議員。 ◆11番(井上末喜君)  これを機会に、そういう見直しをしていただきたいと思います。 それで、保険なんかはやっぱり免責もあるんですか。 ○議長(中村一三君)  答弁、宮崎総務部長。 ◎総務部長(宮崎太君)  市が入っております自動車保険については、対人・対物、それと車両保険というのがあります。車両保険にだけ1万円という免責がございます。あとはありません。 ○議長(中村一三君)  11番、井上議員。 ◆11番(井上末喜君)  免責1万円というのは安いと思うんですけれども、避けきる事故を起こした場合に、個人が悪かった場合に、そういう免責は個人持ちとか何らかのペナルティーをするようにして、事故が本当にゼロになるような対策をひとつよろしくお願いします。 以上です。 ○議長(中村一三君)  答弁要りませんね。 ◆11番(井上末喜君)  要りません。 ○議長(中村一三君)  17番、山本議員。 ◆17番(山本芳文君)  今度いただいた、これは10年間の事故でありますね。この中で、やっぱり車の狭い道路に行く、この衛生第一課、ここの事故がこのグラフですとか、この表の中でも12件を占めているわけでございます。 これは10年間ですけれども、これは狭い所に入っていくから致し方ないかなというふうな車の動きをしていますから。ただ、先ほど11番議員も言われたように、その課で、例えば、安全運転の管理者とかそういうふうなものが、我々民間のほうには警察のほうから管理者を置きなさいというような指導があっていますけれども、そこら辺はどのように今までなっていたんでしょうか、お伺いします。 ○議長(中村一三君)  山口副市長。 ◎副市長(山口周一君)  市の規則の中でも、安全運転管理者を設置しなさいということになっております。当然、そういうことで安全管理者を設置しております。 ○議長(中村一三君)  17番、山本議員。 ◆17番(山本芳文君)  それではですよ、この課ね、先ほど申しましたその課なんかは、そういうふうなご指導はされてあったんですか。今言ったところ、衛生第一。 ○議長(中村一三君)  宮崎総務部長。 ◎総務部長(宮崎太君)  それぞれの管理者がおりますんで、その管理者を通じて事故を起こさないように安全運転に努めてくれということは毎回言っているわけです。ただ、その衛生局については、やはり、毎日台数の多い車を動かしているという、そういった車の運転が日常茶飯事の仕事だという部分もありまして、しかも、例えば、し尿車につきましては、家庭の中に入った時の重量と、あとくみ取った、タンクの中に入った時の重量というのが大きく違ってきまして、それに起因する事故というのも中にはございます。 ただ、事故がないのが当然でございますので、そういうことがないようにということで、常日ごろからそういったことは申し上げております。 ○議長(中村一三君)  17番、山本議員。 ◆17番(山本芳文君)  最初に言ったでしょう。衛生局はそういうふうな車が狭い所も通るし、そこら辺の配慮はすると言ったでしょう。分かっているんです。ただ一つ事故があった時には、それ一つを次なくさないようなことをするのが安全運転管理者なんです。それから、保険料も上がらないということですけれども、皆さん方全国町村会、そこに入っているでしょう。それを使う金が減ったなら、全部、全体のお金がアップするでしょうが。 それと、やっぱり自分のお金で払う、ただ保険で払うからというふうなことでやっぱり運転者という人は自覚がない時がありますので、どうぞ今後は気をつけて、これはもう過去のことですから、気をつけてやっていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(中村一三君)  答弁、宮崎総務部長。 ◎総務部長(宮崎太君)  今のご指摘を肝に銘じて、今後は対応していきたいと思っております。ありがとうございます。 ○議長(中村一三君)  12番、中村議員。 ◆12番(中村久幸君)  すみません、さっきの部長の答弁なんですが、全協では私もしつこく聞きましたけれども、免責はないのかと、田中議員もさらに聞かれたんですが免責はないと、あれだけ1円もないような話で聞いておったんですが、免責が1万円はあるということであれば、その1万円も市から支出するということは、予算からしか出せないと思うんですけれども、それは載っているわけですか、予算書。 ○議長(中村一三君)  宮崎総務部長。 ◎総務部長(宮崎太君)  免責は、先ほど申し上げましたように、車両共済、これが1万円未満は出ないということになっております。ですので、修理代については、予算は措置はいたしております。歳出予算はあるということでございます。 ○議長(中村一三君)  12番、中村議員。
    ◆12番(中村久幸君)  いや、だから、そこら辺は何で全協で言わなかったのか。免責は一切ないということやったんですけれども。ただ、全然市の会計を通らないから分からなかったと言いましたけれども、ただそういうのがちゃんと予算も組んで出ているということであれば、全然気づかなかったというのは言えないんじゃないかと思うんですけれども。 ○議長(中村一三君)  宮崎総務部長。 ◎総務部長(宮崎太君)  車両保険につきましては、自分の車を修理するときの部分でございまして、相手ではないわけです、車両保険というのは。相手に払うのは、あくまでも対物・対人の保険でございますんで、ですから、ちょっと違うものがあるんで、そこは気づかなかったといいますか、わからなかったということでございます。 ○議長(中村一三君)  12番、中村議員。 ◆12番(中村久幸君)  結局、自分の車というか公用車ですけれども、公用車のほうが傷ついたというので、ないのかというのがあったんですけれども、ただ、今言っているのは、本当に免責が全然ないというので不思議でならなかったものですから、1万円でもあるということであれば、やはりその分で市の負担になるわけですから、さっき言うように、何をしても事故がとにかく起きないような対策を考えてもらえばと思います。答弁はいいです。 ○議長(中村一三君)  ほかに。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  これで質疑を終結します。お諮りいたします。議案第31号から議案第69号までは会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより、議案第31号から議案第69号まで一括して討論を行います。 討論は初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第31号から議案第69号まで一括して採決します。お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第31号から議案第69号までの39件については、原案のとおり可決されました。 日程第35、議案第70号「損害賠償の額の決定について」を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) 議案第70号につきまして、その概要をご説明申し上げます。 議案第70号は、平成28年12月13日に発生した公用車の追突事故による損害賠償の額の決定について、地方自治法第96条の規定により議会の議決をお願いするものでございます。 内容につきましては、担当部長より説明をさせますので、よろしくご審議いただきますようにお願いを申し上げます。(降壇) ○議長(中村一三君)  引き続いて、担当部長から説明を求めます。林田水道部長。 ◎水道部長(林田亨君)  議案第70号を説明させていただきます。 議案第70号「損害賠償の額の決定について」でございますが、添付しております資料1をご覧ください。 平成28年12月13日の午後2時48分ごろ、水道部上水道課の職員が口之津地区の水道管の仮設切り替え工事を行うため、現場に公用車で向かっている途中、口之津町の国道251号線の直線で信号待ちを行った際、信号の青を確認して徐行発進したところ、先の信号の先頭で右折のため停車していた車があり、その後方にいた相手方車両に気づくのが遅れ、追突をいたしました。 詳しい状況につきましては、資料にお示しをしているとおりでございます。 相手方車両の被害につきましては、次のページの資料2の写真のとおり、上段が相手方車両の写真でございます。下段が公用車の写真です。 事故の対応としましては、被害者と同乗していた子供の身の安全を第一に確認した後、南島原警察署に通報を行い、実地検証を行いました。 その後、被害者宅を訪問し、事故についての謝罪を行い、事故の後遺症を懸念し、病院を受診していただくようお願いいたしました。その結果、病院、整骨院の費用、及び相手方車両の修理の賠償が発生をいたしました。損害賠償の額については、共済保険の担当者を通じ、相手方と協議を行い内諾を得ましたので、地方自治法第96条第1項第13号の規定により、議会の議決を求めるものです。 以上で議案第70号の説明を終わります。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(中村一三君)  これより質疑を行います。5番、高木議員。 ◆5番(高木和惠君)  追突事故ということで、これはもう28年12月13日ということですが、ちゃんと示談が済んだのかどうかというのをお尋ねしたいと思います。 ○議長(中村一三君)  林田水道部長。 ◎水道部長(林田亨君)  車については、少し前にもう話がついておりましたが、病院に通われたということもありまして、そのほうがはっきり額が出まして、というのは、先日まだ額が決定したばかりで、今回の議会のほうでお願いするものです。 ○議長(中村一三君)  5番、高木議員。 ◆5番(高木和惠君)  じゃ、これがもう最終的に76万223円ですね。そして、これは50万以上ということで、議会の議決。ちょうど今、先ほど終わりましたけれども、一緒に出されたということですよね、10年間のとも。 そこで、先ほどちょっと尋ね損なったんですが、私たちが事故修理をする場合ですね、公用車を、その場合はどのようにして整備場ですか、整備工といいますか、公用車をどこに依頼するかというのを基準とか、どのようにして今まで来られたのかというのをちょっとお尋ねしたいと思います。 ○議長(中村一三君)  宮崎総務部長。 ◎総務部長(宮崎太君)  公用車を車検した所にお願いをしております。 ○議長(中村一三君)  ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  これで議案第70号の質疑を終わります。お諮りいたします。議案第70号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより議案第70号を採決します。お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。 日程第36、発議第1号「南島原市議会会議規則の一部を改正する規則について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。柴田恭成議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(柴田恭成君) (登壇) それでは、発議第1号「南島原市議会会議規則の一部を改正する規則について」を説明いたします。 本案は提案理由に記載のとおり、議会改革を推進するため、反問権を導入するに伴い、会議規則第59条の次に、第59条の2として反問権に係わる条文を追加するものでございます。改正文をご覧ください。 第59条の2、会議に出席した者は、議員から質疑又は質問を受けたときに、その論点を明らかにするため、議長の許可を得て、当該議員に対し反問することができる。ただし、一般職員を除くものとするというものであります。なお、本規則は、公布の日から施行するものでございます。 以上で、発議第1号の説明を終わります。よろしくご審議いただき、ご賛同いただきますようお願いをいたします。(降壇) ○議長(中村一三君)  これより、発議第1号「南島原市議会会議規則の一部を改正する規則について」質疑を行います。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  質疑なしと認めます。 これより討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより発議第1号を採決します。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、発議第1号は、原案のとおり可決されました。 日程第37、発議第2号「議員定数等調査検討特別委員会の設置について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。柴田恭成議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(柴田恭成君) (登壇) 発議第2号「議員定数等調査検討特別委員会の設置について」ご説明を申し上げます。 現在、地方議会においては、議会活性化に向けた主体的な取り組みを進めている中で、地方分権の進展、あるいはまた、少子高齢化及び人口減少社会の到来を踏まえ、住民自治の根幹をなす機関として、地域の実情に応じた効果的な議会機能の発揮が求められております。 本市につきましても、平成25年に議員定数等調査検討特別委員会で協議し、前回の選挙から定数を3名減らして21名にいたしましたが、地方議会を取り巻く現状に鑑み、今後の議会活動を行う上で、適正な議員定数のあり方や政務活動費、及び議会改革等について調査、検討するため、11人の委員で構成する議員定数等調査検討特別委員会の設置を提案するものであります。 以上で、発議第2号の説明を終わります。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。(降壇) ○議長(中村一三君)  これより発議第2号「議員定数等調査検討特別委員会の設置について」質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  質疑なしと認めます。 これより討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  討論なしと認めます。 これより発議第2号を採決します。お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、発議第2号は、原案のとおり可決されました。 ただいま設置されました議員定数等調査検討特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配布した名簿のとおり、議長において指名します。選任された特別委員会委員の使命を朗読させます。林事務局長。 ◎議会事務局長(林誠君)  それでは、議員定数等調査検討特別委員会委員をご報告いたします。 田中次廣議員、金子憲太郎議員、小林知誠議員、高木和惠議員、吉田幸一郎議員、隈部和久議員、林田久富議員、中村久幸議員、下田利春議員、山本芳文議員、松永忠次議員、以上11名でございます。 ○議長(中村一三君)  ここで、議員定数等調査検討特別委員会の正・副委員長選任のため、直ちに特別委員会を招集いたします。 委員会開催のため、暫時休憩いたします。     午後3時32分 休憩     午後3時47分 再開 ○議長(中村一三君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。 議員定数等調査検討特別委員会の正・副委員長が選任されましたので、結果を報告いたします。 委員長に高木和惠議員、副委員長に小林知誠議員、以上であります。 日程第38、発議第3号「九州新幹線西九州ルートの整備促進に関する意見書提出について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。下田利春議員。 ◆13番(下田利春君) (登壇) 発議第3号「九州新幹線西九州ルートの整備促進に関する意見書提出について」を説明いたします。 九州新幹線西九州ルートは、西九州地域の産業振興や交流人口の拡大につながる重要な交通基盤であり、関西、中国圏との連携による社会経済の発展に寄与するものであります。 また、この西九州ルートは、フリーゲージトレイン(FGT)の導入を前提に、平成34年度の開業に向け工事が進められております。 しかし、フリーゲージトレインの走行試験の不具合が発生し、現在休止の状態であります。国から、平成34年度中に量産車を導入することは困難であるとの見解が示されました。これを受けて、関係6社による九州新幹線(西九州ルート)の開業のあり方に係る合意がなされ、平成34年度に武雄温泉駅での新幹線と在来線特急との対面乗換方式(リレー方式)により、暫定開業することとなっております。 なお、FGTについては、その後、改良された台車にて室内走行試験が実施されたものの、この試験の途上において再び不具合を生じ、平成28年11月に開催された軌間可変技術評価委員会において、現時点においては、このまま耐久走行試験に移行する条件は満たされていないと評価されたことを受け、国からは、今後、検証走行試験の実施とコスト削減策の検討を行い、改めて今年初夏に耐久走行試験の再開について評価を受けることが表明されております。 こうした経過から、FGTの実現性について、新幹線開業を待望する市民の間には戸惑いや懸念が広がり、また、営業主体である鉄道事業者からも、次回の軌間可変技術評価委員会の評価結果によっては、全線フル規格化の検討が必要との姿勢が示されるなど、最終的な西九州ルートのあり方を早急に求める声が上がってきております。 よって、国に対し、山陽新幹線への直接乗り入れを確実に実現すること、及び、対面乗換方式が固定化することがないよう、全線フル規格化を視野に入れた検討を早急に進めることを強く要望するものでございます。 以上のことにより、別紙意見書を提出するものでございます。 なお、提出先はお手元に配布いたしております意見書(案)の文末に記載のとおりであります。 以上、提案の趣旨をご理解いただき、各議員のご賛同を賜りますようよろしくお願いをいたします。(降壇) ○議長(中村一三君)  これより発議第3号「九州新幹線西九州ルートの整備促進に関する意見書提出について」、質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  質疑なしと認めます。 これより討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。3番、小林議員。 ◆3番(小林知誠君)  今、提案者の説明でもあったように、フリーゲージトレイン、これが暗礁に乗り上げていると、これからどのぐらいのお金がかかるか多分予想がつかないんじゃないかというふうに思います。私は、この新幹線を作るよりも、そのお金があったら、当面市民の皆さんが要求していらっしゃるようなバス、タクシー券の増額、または年齢の引き下げを図るような方向、それから、運転免許返上制の保護を図るとか、それから、市内の交通網を図るとか、それからまた、道路の歩道、これが弱者が歩きやすいようにするとか、そういう方向に金を向けてほしいというふうに思います。 以上です。 ○議長(中村一三君)  次に、賛成討論の発言を許します。12番、中村議員。 ◆12番(中村久幸君)  私は、これは賛成をしたいと思っております。 なぜかというと、私もこのフリーゲージトレインに関しては、せっかく新幹線が来るのに、その時間短縮が相当阻まれてしまっておりましたけれども、今回この意見書は、全線フル規格を視野に入れた検討を進めることと、これが一番重要だと思うんです。これはぜひ、せっかく新幹線が来るからにはこれにしてほしいという要望がありますので、ぜひこれは提出をお願いしたいと思いまして賛成いたします。 ○議長(中村一三君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  以上で討論を終結します。 これより発議第3号を採決します。 本案は起立によって採決します。原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(中村一三君)  起立多数です。よって、発議第3号は原案のとおり可決されました。 日程第39、閉会中における各委員会の継続審査・調査申出についてを議題といたします。 各委員長から会議規則第103条の規定により、お手元に配布しておりますとおり、閉会中の継続審査・調査の申し出があっております。お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査・調査とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査・調査することに決しました。 以上で、今定例会に付議された案件の審査は全て終了いたしました。お諮りいたします。今定例会における議決事件について、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、これらの整理を要するものについては議長に委任することに決しました。 閉会前に市長から挨拶の申し出があっておりますので、これを許可します。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、閉会にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 このたびの議会は、去る2月21日から本日までの29日間にわたり開かれましたが、議員の皆様におかれましては、本会議並びに各委員会を通じまして、終始熱心に慎重なるご審議をいただき、厚くお礼を申し上げます。 この際、会期中の主な動きについて、ご報告を申し上げます。 既に、新聞報道等でご承知のことと思いますが、布津福祉センター、湯楽里の家族風呂において、基準値を超えるレジオネラ菌が検出され、現在、湯楽里の全浴場の利用を停止いたしております。 現在のところ、健康被害の報告はあっておりませんが、市民の皆様にはご心配とご不便をおかけしておりまして、まことに申し訳ございません。施設の再開につきましては、清掃・消毒が完了した後、改めて水質検査を実施し、安全性を確認した上で行います。 当分の間、ご不便をおかけいたしますが、市民の皆様方のご理解をお願いいたします。 次に、2月25日から3月5日まで第16回セミナリヨ現代版画展を開催いたしました。全国公募6年目となる今回は、長崎県内はもとより、全国から過去最高となる1万1,792点もの出品をいただいたところであります。 開催初日には、全国から多くの受賞者とそのご家族をお迎えして表彰式を行いましたが、議員の皆様方にはお忙しい中に多数ご出席をいただき、心から感謝を申し上げます。 次に、2月26日、第26回南島原市原城マラソン大会を開催いたしましたところ、議員の皆様にはご多用の中、ご臨席を賜りありがとうございました。 当日は天候にも恵まれまして、長崎県内はもとより、遠くは千葉県から、過去最高の総勢1,866名の選手の皆様と多くの応援の方々に集まっていただきました。盛会のうちに無事終了することができたところであります。 実行委員会関係者をはじめ、ご協力いただきました皆様方には、一方ならぬご尽力を賜り、心から感謝を申し上げるところであります。 次に、3月5日、南島原消防署横の多目的防災広場におきまして、東日本・熊本復興支援イベント第5回リメンバー3.11が開催をされました。 東日本大震災から6年が経過し、また、昨年4月には本市にも多くの被害をもたらした熊本地震が発生をいたしました。被災地ではいまだ大変厳しい状況が続いており、この復興イベントは、引き続き、被災地の現状に関心を持って支援の輪を広げることを目的として、がまだせ東北・熊本支援実行委員会の主催により開催されたものでございます。 このイベントによる収益金は、宮城県南三陸町及び熊本県へ寄附されることとなっておりまして、これらの寄附金が有効に活用されるとともに、一日も早い復興を願うものでございます。 このほか、会期中に皆様方からお寄せいただきました数々の貴重なご意見、ご提言などにつきましては、今後の市政に反映をさせてまいりたいと存じますので、引き続き皆様方のご協力をお願い申し上げる次第でございます。 さて、日一日と寒さも緩み、春の色が濃くなりつつありますが、皆様方におかれましては、健康に留意され、ますますご活躍いただきますように、心からお祈り申し上げまして、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。(降壇) ○議長(中村一三君)  閉会にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 去る2月21日に開会いたしました今定例会は、平成29年度一般会計当初予算及び各特別会計予算など、多くの重要案件につきまして、慎重審査の上、いずれも適切なるご決定をいただき、ここに全ての日程を終了し、本日の閉会の運びとなりました。 会期中における議員各位の議事運営に対するご協力に対しまして、心から感謝を申し上げる次第でございます。 市長をはじめ執行部の各位におかれましては、常に真摯な態度を持って審議にご協力されましたことに深く敬意を表します。 今定例会に提案されました新年度予算案では、行財政改革に取り組まれる中、南島原市総合計画の実現に向けた重点施策や南島原市創生特別枠をはじめ、多くの新規事業なども盛り込まれておりますが、予算の執行に際しまして、予算審査における指摘事項や、議員から述べられました意見などにつきまして、十分反映されますよう要望する次第であります。 市議会といたしましても、今定例会において、反問権の導入に伴う例規改正や議員定数等調査検討特別委員会を設置いたしましたが、引き続き、議会改革の推進に努めてまいりたいと考えております。 さて、今月末をもって退職をされます宮崎総務部長、相良福祉保健部長をはじめ、市職員の皆様におかれましては、長年にわたるご労苦に対しまして、心から敬意と感謝を申し上げます。今後は、今まで培われた経験と知識を活用され、市勢発展のためにご指導、ご助言いただきますよう、切にお願い申し上げます。 結びに、皆様には公私ともご多忙のことと存じますが、くれぐれも健康に留意をされ、さらなる市勢発展のため一層のご尽力を賜りますようお願いを申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。 なお、吉田幸一郎議員が出席をしておりますので、ご報告をいたします。 これにて、平成29年第1回南島原市議会の 定例会を閉会いたします。     午後4時03分 閉会上記、会議録を調製し署名する。南島原市議会議長     中村一三会議録署名議員     井上末喜会議録署名議員     中村久幸...